遊爺雑記帳

ブログを始めてはや○年。三日坊主にしては長続きしています。平和で美しい日本が滅びることがないことを願ってやみません。

「慰安婦」記憶遺産登録なら 日本政府はユネスコ脱退を本格的に検討

2017-10-18 23:58:58 | 日本を護ろう
 米・トランブ政権とイスラエルが、ユネスコの政治化を理由に脱退を表明しました。2015年に中国が申請した「南京大虐殺文書」が「世界の記憶」(旧記憶遺産)に登録された経緯で制度改革を求め、日本政府は分担金の支払を留保しているのですが、客観性に疑問の多い慰安婦関連資料が登録された場合、日本政府はユネスコ脱退を本格的に検討するとみられるのだそうです。

 
アメリカとイスラエルがユネスコを脱退 - 遊爺雑記帳
 
日本、ユネスコ脱退も 「慰安婦」記憶遺産登録なら (10/18 産経 【歴史戦】)

 国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「記憶遺産」に客観性に疑問の多い慰安婦関連資料が登録された場合、日本政府はユネスコ脱退を本格的に検討する
とみられる。トランプ米政権が12日、世界遺産登録をめぐってユネスコの政治化を非難し、脱退を表明したことも日本の決断を後押しする可能性がある。
 「
二度目の失敗は許されない」。安倍晋三首相は周囲にこう話しているという。最初の失敗は2年前に登録された中国の「南京大虐殺文書」だ。外務省や文部科学省の対応が後手
に回り、首相官邸は激怒した。
 
外務省などは反省を生かし、深く関与してこなかったユネスコ側とのパイプ強化に努めてきた。今回はその成果が試されるが、一抹の不安は残るユネスコが政治化した組織
だからだ。

 慰安婦関連資料をめぐっては、日本の保守系団体が登録申請した資料と同じものが含まれている。しかし、ユネスコ側は保守系団体のみに「特定のユネスコ加盟国に対する特定の主張が含まれる」などと勧告した。日本国民の感情を逆なでした「南京大虐殺文書」の登録資料は今も未公開で、ユネスコが登録を撤回する兆しもない。

 
ユネスコは「異なる文明、文化、国民の間の対話をもたらす条件を創り出すために活動する」とうたうが、実際の行動は対立を助長しているのではないか。日本は米国に次ぐユネスコ予算の拠出国だ。分担率22%の米国と、約10%の日本が拠出しなければユネスコが受ける影響は大きい

 日本は拠出3位の
中国の影響力拡大を懸念し、凍結を見合わせてきた。いつまでも日本をおとしめようとする特定の国々の意向に沿った国際機関と付き合う必要はない
。慰安婦関連資料が登録されるようであれば、脱退することでユネスコの抜本改革を突きつけるべきである。(田北真樹子)

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【用語解説】世界の記憶(記憶遺産)

 国連教育科学文化機関(ユネスコ)が主催する事業の一つ。1992年に創設され、後世に伝えるべき歴史的文書などの保存や公開の推進が目的。世界遺産とは異なり、登録申請は政府のほか自治体や市民団体、個人でもできる。審査は 2年に 1度。
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 【歴史戦】慰安婦の「不適合」資料が多数 記憶遺産への登録申請書全文判明、日本側の資料最多 - 産経ニュース

 外務省や文部科学省の失政で登録を許してしまった、中国の「南京大虐殺文書」。安倍首相は、「二度目の失敗は許されない」と話しているのだそうです。後手に回っている現状で、登録阻止出来るか、失政が続いた優柔不断な岸田前大臣から交代した河野新大臣に期待が高まります。いかんせん、外務省、文部科学省の怠慢での対応遅れのハンディは大きいのですが、河野大臣以下、両省は汚名挽回に尽力いただきたい。
 反省を生かし、深く関与してこなかったユネスコ側とのパイプ強化に努めてきていて、今回はその成果が試されるとの事。岸田、前川両前大臣の評価にもつながりますね。

 拠出金の凍結では、中国の影響力拡大を懸念してきた日本ですが、政治的偏向が顕著なユネスコについては、脱退してユネスコの改革を促す方が長い目でみて国益に沿うと考えられます。

 米国在住の、
ままちゃんさんからは、世界遺産については「アメリカでは、実は誰も気にかけてはにいない」との貴重な情報を寄せていただきました。
 根深くはびこる前に刈り取ることと、日本だけではなく他国でも被害が生じている政治的な偏向があるユネスコや国連の改革を促すし、今後の再発防止のための行動が、今は求められますね。



 # 冒頭の画像は、アメリカとイスラエルのユネスコ脱退について記者の質問に答える、イリナ・ボコバ事務局長




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1 コメント

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慰安婦などのユネスコ記憶遺産登録の審査延期か? (1Q3)
2017-10-20 12:10:58
 ユネスコで「世界の記憶(記憶遺産)」の登録審査を行う国際諮問委員会(IAC)のアブドラ・アルライシ議長が、慰安婦問題の資料など関係国から疑義が示された8つの「政治的案件」について24~27日に予定されるIACの審査対象から外すようユネスコのボコバ事務局長に求めたのだそうですね。
 18日現在、提案に対する明確な返答はないのだそうですが、ボコバ事務局長の対応が注目されます。

 http://www.sankei.com/world/news/171020/wor1710200004-n1.html
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