ロシア軍が掌握を目指すウクライナ南東部マリウポリ。ウクライナ軍と武装組織「アゾフ大隊」が拠点とするアゾフスタリ製鉄所は不落の要衝で、ロシア軍や親露派勢力は攻めあぐね、投降誘導戦術を展開していますね。
一緒に避難している市民が、不安に慄いている様子は、テレビ報道で頻繁にながされていますね。
かたやプーチン大統領は、今回の多大な犠牲を伴っている侵攻の成果を、「独ソ戦・戦勝記念日」である5月9日には、国内向けに誇示せねばならない必要にせまられている。
成果の期日を迫られたロシア軍。地下貫通可能な爆弾を使用するのか、科学兵器や小型原子爆弾を使用するのか、投降を督促するのか。
とりあえずは、再三の投降督促を促していますが、5月9日は迫ってきています。
マリウポリ、ロシアが投降再要求 特殊貫通弾で攻撃か: 日本経済新聞
アゾフスタリ製鉄所の下には、ソ連時代に建設された「地下 要塞ようさい 」があるのだそうですね。
マリウポリのアンドリューシチェンコ市長顧問は18日、SNSに製鉄所の地下の施設の見取り図を投稿。見取り図には検査・診療所や園芸場、カフェ、居住空間などが描かれていたのでした。地下で園芸場とはすごい。生野菜が採れる。
アンドリューシチェンコ市長は、堅固な地下施設を巡って「戦闘は難しく」なり、ロシア軍は地下施設を破壊するため「大きな威力の爆弾」を使うことになるだろうと書き込んだのだそうです。
バイデン米大統領は19日、日本や欧州の同盟国首脳らとオンライン会合を開催し、ロシアへの圧力強化やウクライナ追加支援を協議。
ゼレンスキー大統領は18日のビデオ声明で、「ロシア軍がどれだけ来ようとも、われわれは戦う」「われわれは何も引き渡さない」と徹底抗戦の決意を示したのだそうです。
TVの報道では、マリウポリの被害によっては、停戦交渉を打ち切ると発言されていましたね。
米欧は火力を重視した軍事支援を加速。米国は13日に 8億ドル(約1000億円)相当の追加軍事支援を発表し、打撃力の強いりゅう弾砲などを新たに供与することを決めたのだそうです。
岸田文雄首相は、借款供与を3億ドル(約380億円)に増額すると表明した。新たに監視用ドローンと化学兵器対応用防護マスク、防護衣を提供する方針も説明。
方針を説明とは、まだ決めてない話。この場に出席しての発言なら、バイデン氏の様に、決めてきて欲しい。大統領制と、議員内閣制の違いはあっても、方針との空言ではなく決意が必要。このあたりの日本の官僚体質が、外務大臣失格となった理由!
軍事ジャーナリストの世良光弘氏は、「ウクライナ側は、ロシアによる2014年のクリミア併合以降、地下空間をさらに充実させてきたといわれる。アゾフ連隊が兵力を増強したこともあり、ロシア側も攻略が難しいことは知っている。だからこそ、降伏を呼び掛けた。5月 9日までの完全制圧は間に合わないのではないか」と指摘しておられる。
米国他の支援物資、市民(女性や子供主体?)への食糧や水、医療関連製品の補給が、兵糧攻めの包囲のなか、届くことを願っています。
# 冒頭の画像は、アゾフスタリ製鉄所の地下見取り図
【解説】巨大な製鉄所がマリウポリ「最後の砦」……地下シェルターに「居住空間」「菜園」も 1000人避難、化学兵器に懸念|読売テレビニュース
萩の新芽
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一緒に避難している市民が、不安に慄いている様子は、テレビ報道で頻繁にながされていますね。
かたやプーチン大統領は、今回の多大な犠牲を伴っている侵攻の成果を、「独ソ戦・戦勝記念日」である5月9日には、国内向けに誇示せねばならない必要にせまられている。
成果の期日を迫られたロシア軍。地下貫通可能な爆弾を使用するのか、科学兵器や小型原子爆弾を使用するのか、投降を督促するのか。
とりあえずは、再三の投降督促を促していますが、5月9日は迫ってきています。
マリウポリ、ロシアが投降再要求 特殊貫通弾で攻撃か: 日本経済新聞
難攻不落、ウクライナ地下要塞 歯ぎしりプーチン大統領 東京ドーム235個分、要衝マリウポリの製鉄所 ソ連が核攻撃に耐えらえれるよう建造 - zakzak:夕刊フジ公式サイト 2022.4/20
ロシア軍が掌握を目指すウクライナ南東部マリウポリで、ウクライナ軍と武装組織「アゾフ大隊」が拠点とするアゾフスタリ製鉄所の下には、ソ連時代に建設された「地下 要塞ようさい 」がある。ウクライナ側の約1000人の兵士らは地下施設で、製鉄所を包囲するロシア軍や親露派の武装集団への抗戦を続けている。
東部ドンバス、ウクライナ外相「数千もの戦車や戦闘機が参加する第2次大戦のような戦いに」 : 読売新聞オンライン
マリウポリのアンドリューシチェンコ市長顧問は18日、SNSに製鉄所の地下の施設の見取り図を投稿した。見取り図には検査・診療所や園芸場、カフェ、居住空間などが描かれていた。
アンドリューシチェンコ氏は、堅固な地下施設を巡って「戦闘は難しく」なり、ロシア軍は地下施設を破壊するため「大きな威力の爆弾」を使うことになるだろうと書き込んだ。
一方、親露派の幹部は16日、ロシア通信に地下施設の詳細を語った。それによると、地下には大きな空間が広がっており、通路やトンネルが掘られている。市内には他にも同じような地下施設があり、製鉄所の施設と地下通路でつながっているという。
地下施設は爆撃や封鎖、さらには核兵器による攻撃の可能性さえも考慮して頑丈に建設されており、攻略は容易でないと親露派の幹部は指摘した。
地下空間にはウクライナ軍が豊富な武器や弾薬を保管しているため、親露派の幹部は人命を危険にさらさないよう「軍事作戦は時間をかけて進めている」と説明した。
ロシア軍は17日までに投降するようウクライナ側に迫ったが、ウクライナ軍も「アゾフ大隊」も拒否し、徹底抗戦する構えを崩していない。
英国防省は18日、ウクライナ側の抗戦により、ロシア軍のマリウポリ掌握に時間がかかっているとの分析を発表した。
ウクライナへの軍事侵攻を続けるロシア軍は19日、東部の制圧を狙ってミサイルや大砲による無差別攻撃を強めた。ウクライナ軍は祖国と独立を守るため徹底抗戦の構えだ。ジョー・バイデン米大統領は同日、日本や欧州の同盟国首脳らとオンライン会合を開催し、ロシアへの圧力強化やウクライナ追加支援を協議した。こうしたなか、ウクライナ軍が立てこもり、一般市民も避難している南東部の要衝マリウポリの「アゾフスタリ製鉄所」が注目されている。東京ドーム約235個分という敷地内には巨大な地下要塞が建設され、核攻撃にも耐えられるというのだ。
◇
「作戦は次の段階が始まった。作戦全体にとって重要な局面だ」「(東部2州を制圧するまで)作戦は続けられる」
ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は19日、インドのテレビ局のインタビューでこう語った。ロシア国防省は同日、東部のルガンスク州のほか南部で計1260カ所をミサイルなどで攻撃したと発表した。
米国防総省高官によると、ウラジーミル・プーチン大統領率いるロシア軍は過去数日間で11の「大隊戦術群」を戦線に投入し、現在76の大隊戦術群がウクライナの東部と南部で活動しているという。AP通信によれば、概算で兵力は5万~6万人に上る。
これに対し、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は18日のビデオ声明で、「ロシア軍がどれだけ来ようとも、われわれは戦う」「われわれは何も引き渡さない」と徹底抗戦の決意を示した。
ロシアによる軍事侵攻の激化を受けて、G7(先進7カ国)首脳と、ポーランドとルーマニアの両大統領、EU(欧州連合)やNATO(北大西洋条約機構)のトップは19日、オンライン会合を開催した。
参加者は、攻防激化でウクライナ市民の被害が深く懸念されるとの認識を共有し、迅速な支援が共通の責務だとの考えで一致した。
米欧は火力を重視した軍事支援を加速。米国は13日に8億ドル(約1000億円)相当の追加軍事支援を発表し、打撃力の強いりゅう弾砲などを新たに供与することを決めた。
岸田文雄首相は、借款供与を3億ドル(約380億円)に増額すると表明した。新たに監視用ドローンと化学兵器対応用防護マスク、防護衣を提供する方針も説明した。
西側諸国の反発を無視するように、ロシア軍は19日、「マリウポリの最後の砦(とりで)」とされるアゾフスタリ製鉄所への攻撃を開始したようだ。同製鉄所内には、ウクライナ軍とともに、内務省系「アゾフ連隊」が立てこもり、約2500人もの部隊が徹底抗戦の構えを見せている。
アゾフスタリ製鉄所は1930年、当時のソ連が建設を決定し、
33年に生産が開始された。アゾフ海に面しており、第二次世界大戦中はナチス・ドイツに占領されたが、その後、再建された。
ロイター通信によると、東京ドーム約235個分という敷地内では、年間400万トンの鋼、350万トンの溶銑、120万トンの圧延鋼を生産することができる。欧州最大の製鉄所の1つだが、それだけではない。
新ロシア派勢力の「ドネツク人民共和国」の幹部は「アゾフスタリ製鉄所には、広大な地下要塞が広がっている」とロシアの通信社に指摘する。爆撃や封鎖に加え、一部は核攻撃にも耐えられるよう考慮して建造されているという。多数の弾薬や兵器、食糧も備蓄されているという。
英BBC放送も、軍事専門家の話として、製鉄所には核シェルターやトンネルがあると指摘し、「防御態勢が整っている」と説明する。つまり、籠城を意識した「難攻不落の城」なのだ。
そのためか、製鉄所内には多数の民間人も避難しており、マリウポリ市議会によれば、女性や子供を含む少なくとも1000人が避難していると訴える。アゾフ連隊のSNSでは、製鉄所内部とみられる場所で避難する女性や子供の映像を公開している。
■世良氏「5月9日までの完全制圧は間に合わない」
ロシア側は、「独ソ戦・戦勝記念日」である5月9日までに何らかの戦果を誇示したい思惑がある。「特殊部隊投入」という報道がある一方、難航しているのか「再び投降を要求した」という報道もある。
完全制圧は可能なのか。
軍事ジャーナリストの世良光弘氏は「製鉄所の地下は8階構造で、至るところに市内へつながるトンネルがあるとされる。ソ連が核戦争を想定してつくったため、居住空間や食堂、診療所、園芸場まである。ウクライナ側は、ロシアによる2014年のクリミア併合以降、地下空間をさらに充実させてきたといわれる。アゾフ連隊が兵力を増強したこともあり、ロシア側も攻略が難しいことは知っている。だからこそ、降伏を呼び掛けた。5月9日までの完全制圧は間に合わないのではないか」と指摘した。
ロシア軍が掌握を目指すウクライナ南東部マリウポリで、ウクライナ軍と武装組織「アゾフ大隊」が拠点とするアゾフスタリ製鉄所の下には、ソ連時代に建設された「地下 要塞ようさい 」がある。ウクライナ側の約1000人の兵士らは地下施設で、製鉄所を包囲するロシア軍や親露派の武装集団への抗戦を続けている。
東部ドンバス、ウクライナ外相「数千もの戦車や戦闘機が参加する第2次大戦のような戦いに」 : 読売新聞オンライン
マリウポリのアンドリューシチェンコ市長顧問は18日、SNSに製鉄所の地下の施設の見取り図を投稿した。見取り図には検査・診療所や園芸場、カフェ、居住空間などが描かれていた。
アンドリューシチェンコ氏は、堅固な地下施設を巡って「戦闘は難しく」なり、ロシア軍は地下施設を破壊するため「大きな威力の爆弾」を使うことになるだろうと書き込んだ。
一方、親露派の幹部は16日、ロシア通信に地下施設の詳細を語った。それによると、地下には大きな空間が広がっており、通路やトンネルが掘られている。市内には他にも同じような地下施設があり、製鉄所の施設と地下通路でつながっているという。
地下施設は爆撃や封鎖、さらには核兵器による攻撃の可能性さえも考慮して頑丈に建設されており、攻略は容易でないと親露派の幹部は指摘した。
地下空間にはウクライナ軍が豊富な武器や弾薬を保管しているため、親露派の幹部は人命を危険にさらさないよう「軍事作戦は時間をかけて進めている」と説明した。
ロシア軍は17日までに投降するようウクライナ側に迫ったが、ウクライナ軍も「アゾフ大隊」も拒否し、徹底抗戦する構えを崩していない。
英国防省は18日、ウクライナ側の抗戦により、ロシア軍のマリウポリ掌握に時間がかかっているとの分析を発表した。
ウクライナへの軍事侵攻を続けるロシア軍は19日、東部の制圧を狙ってミサイルや大砲による無差別攻撃を強めた。ウクライナ軍は祖国と独立を守るため徹底抗戦の構えだ。ジョー・バイデン米大統領は同日、日本や欧州の同盟国首脳らとオンライン会合を開催し、ロシアへの圧力強化やウクライナ追加支援を協議した。こうしたなか、ウクライナ軍が立てこもり、一般市民も避難している南東部の要衝マリウポリの「アゾフスタリ製鉄所」が注目されている。東京ドーム約235個分という敷地内には巨大な地下要塞が建設され、核攻撃にも耐えられるというのだ。
◇
「作戦は次の段階が始まった。作戦全体にとって重要な局面だ」「(東部2州を制圧するまで)作戦は続けられる」
ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は19日、インドのテレビ局のインタビューでこう語った。ロシア国防省は同日、東部のルガンスク州のほか南部で計1260カ所をミサイルなどで攻撃したと発表した。
米国防総省高官によると、ウラジーミル・プーチン大統領率いるロシア軍は過去数日間で11の「大隊戦術群」を戦線に投入し、現在76の大隊戦術群がウクライナの東部と南部で活動しているという。AP通信によれば、概算で兵力は5万~6万人に上る。
これに対し、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は18日のビデオ声明で、「ロシア軍がどれだけ来ようとも、われわれは戦う」「われわれは何も引き渡さない」と徹底抗戦の決意を示した。
ロシアによる軍事侵攻の激化を受けて、G7(先進7カ国)首脳と、ポーランドとルーマニアの両大統領、EU(欧州連合)やNATO(北大西洋条約機構)のトップは19日、オンライン会合を開催した。
参加者は、攻防激化でウクライナ市民の被害が深く懸念されるとの認識を共有し、迅速な支援が共通の責務だとの考えで一致した。
米欧は火力を重視した軍事支援を加速。米国は13日に8億ドル(約1000億円)相当の追加軍事支援を発表し、打撃力の強いりゅう弾砲などを新たに供与することを決めた。
岸田文雄首相は、借款供与を3億ドル(約380億円)に増額すると表明した。新たに監視用ドローンと化学兵器対応用防護マスク、防護衣を提供する方針も説明した。
西側諸国の反発を無視するように、ロシア軍は19日、「マリウポリの最後の砦(とりで)」とされるアゾフスタリ製鉄所への攻撃を開始したようだ。同製鉄所内には、ウクライナ軍とともに、内務省系「アゾフ連隊」が立てこもり、約2500人もの部隊が徹底抗戦の構えを見せている。
アゾフスタリ製鉄所は1930年、当時のソ連が建設を決定し、
33年に生産が開始された。アゾフ海に面しており、第二次世界大戦中はナチス・ドイツに占領されたが、その後、再建された。
ロイター通信によると、東京ドーム約235個分という敷地内では、年間400万トンの鋼、350万トンの溶銑、120万トンの圧延鋼を生産することができる。欧州最大の製鉄所の1つだが、それだけではない。
新ロシア派勢力の「ドネツク人民共和国」の幹部は「アゾフスタリ製鉄所には、広大な地下要塞が広がっている」とロシアの通信社に指摘する。爆撃や封鎖に加え、一部は核攻撃にも耐えられるよう考慮して建造されているという。多数の弾薬や兵器、食糧も備蓄されているという。
英BBC放送も、軍事専門家の話として、製鉄所には核シェルターやトンネルがあると指摘し、「防御態勢が整っている」と説明する。つまり、籠城を意識した「難攻不落の城」なのだ。
そのためか、製鉄所内には多数の民間人も避難しており、マリウポリ市議会によれば、女性や子供を含む少なくとも1000人が避難していると訴える。アゾフ連隊のSNSでは、製鉄所内部とみられる場所で避難する女性や子供の映像を公開している。
■世良氏「5月9日までの完全制圧は間に合わない」
ロシア側は、「独ソ戦・戦勝記念日」である5月9日までに何らかの戦果を誇示したい思惑がある。「特殊部隊投入」という報道がある一方、難航しているのか「再び投降を要求した」という報道もある。
完全制圧は可能なのか。
軍事ジャーナリストの世良光弘氏は「製鉄所の地下は8階構造で、至るところに市内へつながるトンネルがあるとされる。ソ連が核戦争を想定してつくったため、居住空間や食堂、診療所、園芸場まである。ウクライナ側は、ロシアによる2014年のクリミア併合以降、地下空間をさらに充実させてきたといわれる。アゾフ連隊が兵力を増強したこともあり、ロシア側も攻略が難しいことは知っている。だからこそ、降伏を呼び掛けた。5月9日までの完全制圧は間に合わないのではないか」と指摘した。
アゾフスタリ製鉄所の下には、ソ連時代に建設された「地下 要塞ようさい 」があるのだそうですね。
マリウポリのアンドリューシチェンコ市長顧問は18日、SNSに製鉄所の地下の施設の見取り図を投稿。見取り図には検査・診療所や園芸場、カフェ、居住空間などが描かれていたのでした。地下で園芸場とはすごい。生野菜が採れる。
アンドリューシチェンコ市長は、堅固な地下施設を巡って「戦闘は難しく」なり、ロシア軍は地下施設を破壊するため「大きな威力の爆弾」を使うことになるだろうと書き込んだのだそうです。
バイデン米大統領は19日、日本や欧州の同盟国首脳らとオンライン会合を開催し、ロシアへの圧力強化やウクライナ追加支援を協議。
ゼレンスキー大統領は18日のビデオ声明で、「ロシア軍がどれだけ来ようとも、われわれは戦う」「われわれは何も引き渡さない」と徹底抗戦の決意を示したのだそうです。
TVの報道では、マリウポリの被害によっては、停戦交渉を打ち切ると発言されていましたね。
米欧は火力を重視した軍事支援を加速。米国は13日に 8億ドル(約1000億円)相当の追加軍事支援を発表し、打撃力の強いりゅう弾砲などを新たに供与することを決めたのだそうです。
岸田文雄首相は、借款供与を3億ドル(約380億円)に増額すると表明した。新たに監視用ドローンと化学兵器対応用防護マスク、防護衣を提供する方針も説明。
方針を説明とは、まだ決めてない話。この場に出席しての発言なら、バイデン氏の様に、決めてきて欲しい。大統領制と、議員内閣制の違いはあっても、方針との空言ではなく決意が必要。このあたりの日本の官僚体質が、外務大臣失格となった理由!
軍事ジャーナリストの世良光弘氏は、「ウクライナ側は、ロシアによる2014年のクリミア併合以降、地下空間をさらに充実させてきたといわれる。アゾフ連隊が兵力を増強したこともあり、ロシア側も攻略が難しいことは知っている。だからこそ、降伏を呼び掛けた。5月 9日までの完全制圧は間に合わないのではないか」と指摘しておられる。
米国他の支援物資、市民(女性や子供主体?)への食糧や水、医療関連製品の補給が、兵糧攻めの包囲のなか、届くことを願っています。
# 冒頭の画像は、アゾフスタリ製鉄所の地下見取り図
【解説】巨大な製鉄所がマリウポリ「最後の砦」……地下シェルターに「居住空間」「菜園」も 1000人避難、化学兵器に懸念|読売テレビニュース
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