遊爺雑記帳

ブログを始めてはや○年。三日坊主にしては長続きしています。平和で美しい日本が滅びることがないことを願ってやみません。

祝 北教組&連合の民主党敗北

2010-10-25 11:47:27 | 民主党の正体
 北海道5区補欠選挙の結果が出ました。
 町村氏やや優位の事前報道であったとは言え、北教組・連合が圧倒的な強さを誇る北海道で、終盤は連合が追い上げに全力投球などとの報道もあり危惧していました。選挙に至った経緯から、候補者を立てるだけでも反省の色が見えず、おこがましい民主党であって、ここで民主党候補が勝つ(=北教組の無法体質を容認)ようであれば、失礼ながら北海道5区の方々の北教組・連合による洗脳度の悲惨さを嘆かざるをえないところでした。
 
大敗の民主 危機感 改造内閣初の国政選 政権に失望感 無党派離れる (10/25 読売朝刊)

国会運営に影響
 民主党の渡辺周選挙対策委員長は24日夜、党本部で記者団に対し「非常に残念だ。
政権交代の実績が問われた。スピード感を持って成果をしっかり見せていかないといけない」と強調した。野党が小沢一郎元代表の国会招致を求めていることについても「自ら説明するのが一番いい」と語った。
 補選での民主党の得票数は昨年の衆院選から9万票近くを減らす結果で、党内の危機感は強い。幹部の一人は24日、「候補者の問題以上に民主党政権に対する失望感が大きい。前回衆院選で民主党に来た無党派層が相当自民党に行ってしまった」と指摘した。
 一方、自民党にとって、閣僚経験豊富で最大派閥の町村派会長を務める町村氏の勝利には「万が一負けるようなことがあれば党に大打撃になる」との懸念もあっただけに安堵の声も漏れる。これまでほとんど選挙区に入らず地元で「雲の上の人」とささやかれてきた町村氏は、なりふり構わない「どぶ板選挙」を展開。応援弁士の脇では行き交う車に頭を下げ続けた。ただ、補選の勝利が「新生自民党」をアピールする効果には乏しいことから、党内には複雑な思いもある。
 補選の結果に最も影響を受けるのは、当面の国会運営、特に今年度補正予算案への対応だ。自民党は他の野党6党とともに、補正予算案審議入りの前提として、民主党に小沢氏の国会招致の結論を出すように求めるなど、高いハードルをつきつけている。選挙結果を受け自民党幹部は「これで民主党もゼロ回答ではいられないだろう」と見る。
 「政治とカネの問題に決着をつけられず、外交でも国民を不安に陥れている政府のあり方に、有権者が的確な批判をした。民意を我々が体現して国会で堂々とやっていくことが大事だ」。24日夜の記者会見で自民党の谷垣総裁は、強気の姿勢を前面に打ち出した。

首相の求心力低下

<中略>

 大敗の責任の押し付け合いも始まっている。首相に近い議員が小沢氏の国会招致の必要性を指摘するのに対し、小沢氏支持のある議員は「菅政権が何をしたいのか全く分からないのが最大の敗因だ」と指摘。さらに「来春には統一地方選があるのに環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)で農業の貿易自由化を進めるといい、地方の不安をあおっている」と政権の姿勢を問題視した。鳩山前首相もハノイ市内で記者団に「首相官邸は勝ち負けを度外視して全力投球してほしかった」と述べ、首相が現地入りしなかったことを批判した。
 首相の求心力低下は否めず、首相に近い議員からも「管首相のもとで早期に衆院を解散しようという意見は完全に消えた」との声が上がっている。


 ただ、民主党が大敗したのは間違いないのですが、無党派層が自民党支持に行ったという見解が載っていますが、それは自民党の支持が増えたということなのでしょうか?

 読売の出口調査では、前回民主党候補に投票した内の、67%(民主党支持者は80%)が今回も民主党候補に投票し、21%(民主党支持者は13%)が町村氏に投票した。前回町村氏に投票した人は90%(自民党自社は92%)が今回も町村氏に投票したとのことです。
 今回投票した人の内、民主党から自民党に変更した人が、21%。前回町村氏に投票して、今回違う候補に投票した人が、10%です。差引では11%の町村氏増ですが、これは約49千票です。21%≒94千票が民主党から町村氏に流れながら、町村氏の増分は、それを全部吸収しきれているとは言えない計算です。

 プロの計算に、情報量の乏しい素人の計算がかなわないとは思いますが、遊爺には更に投票率が気になるのです。
 1.民主党の獲得票数の前回比=9万票減
 2.投票率減=22.84% ≒ 102千票
 
 得票の率ではなく、数値そのもの=ひとりひとりの行動で見ると、投票に行った人が、10.2万人減っています。民主党が、9万票減ってもまだお釣が来ます。
 民主党以外の得票数や北教組・連合関連の有権者数が未明なのですが、北教組・連合関連の有権者で投票に行かなかった人がどのくらいいたか、民主党以外の党の得票数の動きがどうなのかで、評価が更に変わってくると考えるのです。

 長々と書きましたが、何が言いたいかというと、民主党は大敗した(むしろ流れからいうと善戦している)けれど、自民党が勝ったのではないということです。北教組・連合の底力は温存されている?投票に行かなかった約10万票の減が、北教組事件の影響が薄らいだ時にはどう動く票なのかを、自民党は重く考えねばならないといいたいのです。

 法を無視する北教組の反日売国活動が、今回は潜まって敗北しましたが、今後復活することがないよう、選挙区の方々や、我々国民は注視を続ける必要がありそうですね。




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民主党政権では日本が持たない
 
民主党の正体  矛盾と欺瞞と疑惑に満ちた、日本人への恐怖の罠(OAK MOOK 305 撃論ムック)




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