かねて計画がありながら進められていなかった、米軍の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」を在韓米軍に配備することを決定した、と発表しました。
対中貿易に依存する韓国経済のことや、反日歴史認識共同展開で、中国依存の高い韓国は、米中の板挟みにあい、先延ばしを謀ってきていて、米国も韓国の要望を考慮して、導入は先送りにしていました。
急転、遂に導入実施に動き始めるのですね。
在韓米軍にTHAAD配備を決定 北朝鮮の核・ミサイルの脅威に対処 - 産経ニュース
2017年末までに稼働開始とのことですので、設置反対の声がある候補地の選定から進めるこれからの現状では、素人の遊爺にはかなりタイトなスケジュールに見えます。
当然、中国は反発しています。
中国「強烈な不満と断固たる反対」 THAAD韓国配備停止を要求 - 政治・社会 - ZAKZAK
日米韓の連携を崩そうと、韓国への接近を進めてきた習近平。米中の間で、「均衡論」を唱えた盧武鉉元大統領を目指したわけではないのでしょうが、どっちつかずのコウモリ外交を展開してきた朴槿恵。裏切られた形になる習近平がどのような対抗措置をとってくるのか注目されます。
南シナ海でのフィリピンの仲裁裁判所への提訴に対しては、バナナ他の輸入停止の経済制裁を実施した習近平。同様の経済制裁が考えられます。
勿論、朴槿恵は覚悟の上での決断でしょう。
それでも、急転し決断した理由は何なのでしょう。北の頻繁なミサイル実験と、その内容の進化で脅威が高まったことでしょうか。南シナ海や東シナ海での力による現状変更を止める気配のない中国への対抗に苦慮する米国が、保留していた導入促進姿勢を転じて迫ってきたのでしょうか。今時点でその理由の報道に設定ません。今後の続報で明らかにされることを待ちますが、対中輸出に大きく依存する韓国経済には少なくないマイナス影響がでてくるのは明らかです。
続報に注目ですね。
# 冒頭の画像は、THAADを在韓米軍に配備することを決定したと発表し、握手を交わす米韓関係者
この花の名前は、キクザキリュウキンカ
↓よろしかったら、お願いします。
対中貿易に依存する韓国経済のことや、反日歴史認識共同展開で、中国依存の高い韓国は、米中の板挟みにあい、先延ばしを謀ってきていて、米国も韓国の要望を考慮して、導入は先送りにしていました。
急転、遂に導入実施に動き始めるのですね。
在韓米軍にTHAAD配備を決定 北朝鮮の核・ミサイルの脅威に対処 - 産経ニュース
韓国に最新ミサイルTHAAD、米韓が配備決定 (7/8 読売朝刊)
【ソウル=井上宗典】韓国国防省と在韓米軍は8日、米最新鋭ミサイル防衛システム「最終段階高高度地域防衛(THAAD)」の在韓米軍配備を正式に決定したと発表した。
2017年末までの運用開始を目指す。配備場所は数週間以内に選定する方針だ。THAADをめぐっては、米韓が3月、「共同実務団」を設置し、実務的な協議を進めてきた。配備が正式に決まったことで、高性能レーダーで自国軍の監視にも利用されると懸念してきた中国は一層反発を強めている。
米韓は8日午前の記者会見で共同発表文を出し、「増大する北朝鮮の脅威に対応するため、米韓同盟のミサイル防衛体制を向上させる措置」とし、「米韓同盟の現在のミサイル防御能力を強化させることになる」と配置の意義を強調した。
THAADは北朝鮮の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)や中距離弾道ミサイル「ノドン」のほか、6月に発射に成功したとみられる移動式発射台からの中距離弾道ミサイル「ムスダン」にも対抗でき、1編成で韓国の2分の1から3分の1のエリアを防衛可能だ。
一方で、レーダーの探知範囲などについては、「いかなる第三国にも向けず、北朝鮮の核・ミサイル脅威に対して運用される」とし、配置に反対してきた中国やロシアに配慮を示した。
配置場所について共同発表文は、「THAADの効用性と環境、(住民の)健康、安全などを保障できる最適な場所を米韓両国の国防長官に示すことができるように最終協議中だ」とした。
韓国メディアは、配置候補地として、ソウル南方の京畿道キョンギド平沢ピョンテクや、韓国南東部・慶尚北道キョンサンプクト漆谷チルゴク、韓国南西部・全羅北道チョルラプクト群山クンサンなどを挙げているが、地元からは反対の声が上がっている。
中国の習近平シージンピン国家主席とロシアのプーチン大統領は6月25日、北京で行った首脳会談後の共同声明で、THAADの在韓米軍配置に反対を改めて表明していた。
【ソウル=井上宗典】韓国国防省と在韓米軍は8日、米最新鋭ミサイル防衛システム「最終段階高高度地域防衛(THAAD)」の在韓米軍配備を正式に決定したと発表した。
2017年末までの運用開始を目指す。配備場所は数週間以内に選定する方針だ。THAADをめぐっては、米韓が3月、「共同実務団」を設置し、実務的な協議を進めてきた。配備が正式に決まったことで、高性能レーダーで自国軍の監視にも利用されると懸念してきた中国は一層反発を強めている。
米韓は8日午前の記者会見で共同発表文を出し、「増大する北朝鮮の脅威に対応するため、米韓同盟のミサイル防衛体制を向上させる措置」とし、「米韓同盟の現在のミサイル防御能力を強化させることになる」と配置の意義を強調した。
THAADは北朝鮮の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)や中距離弾道ミサイル「ノドン」のほか、6月に発射に成功したとみられる移動式発射台からの中距離弾道ミサイル「ムスダン」にも対抗でき、1編成で韓国の2分の1から3分の1のエリアを防衛可能だ。
一方で、レーダーの探知範囲などについては、「いかなる第三国にも向けず、北朝鮮の核・ミサイル脅威に対して運用される」とし、配置に反対してきた中国やロシアに配慮を示した。
配置場所について共同発表文は、「THAADの効用性と環境、(住民の)健康、安全などを保障できる最適な場所を米韓両国の国防長官に示すことができるように最終協議中だ」とした。
韓国メディアは、配置候補地として、ソウル南方の京畿道キョンギド平沢ピョンテクや、韓国南東部・慶尚北道キョンサンプクト漆谷チルゴク、韓国南西部・全羅北道チョルラプクト群山クンサンなどを挙げているが、地元からは反対の声が上がっている。
中国の習近平シージンピン国家主席とロシアのプーチン大統領は6月25日、北京で行った首脳会談後の共同声明で、THAADの在韓米軍配置に反対を改めて表明していた。
2017年末までに稼働開始とのことですので、設置反対の声がある候補地の選定から進めるこれからの現状では、素人の遊爺にはかなりタイトなスケジュールに見えます。
当然、中国は反発しています。
中国「強烈な不満と断固たる反対」 THAAD韓国配備停止を要求 - 政治・社会 - ZAKZAK
日米韓の連携を崩そうと、韓国への接近を進めてきた習近平。米中の間で、「均衡論」を唱えた盧武鉉元大統領を目指したわけではないのでしょうが、どっちつかずのコウモリ外交を展開してきた朴槿恵。裏切られた形になる習近平がどのような対抗措置をとってくるのか注目されます。
南シナ海でのフィリピンの仲裁裁判所への提訴に対しては、バナナ他の輸入停止の経済制裁を実施した習近平。同様の経済制裁が考えられます。
勿論、朴槿恵は覚悟の上での決断でしょう。
それでも、急転し決断した理由は何なのでしょう。北の頻繁なミサイル実験と、その内容の進化で脅威が高まったことでしょうか。南シナ海や東シナ海での力による現状変更を止める気配のない中国への対抗に苦慮する米国が、保留していた導入促進姿勢を転じて迫ってきたのでしょうか。今時点でその理由の報道に設定ません。今後の続報で明らかにされることを待ちますが、対中輸出に大きく依存する韓国経済には少なくないマイナス影響がでてくるのは明らかです。
続報に注目ですね。
# 冒頭の画像は、THAADを在韓米軍に配備することを決定したと発表し、握手を交わす米韓関係者
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