中国の新幹線は、先日、最高速度を時速350キロ(380キロの報道もある)から300キロに引き下げることを発表していました。日本やドイツの技術を使用したもので、十分な試験をしないで鉄道部の劉志軍前部長が世界一の座につきたいとして発表したものとの中国鉄道部元科学技術司長の暴露もあったばかりでした。
その新幹線技術を、中国独自のものだとして、日本などと受注争いをしている米国で技術特許を申請すると言うのです。
asahi.com(朝日新聞社):中国高速鉄道スピードダウン 最高300キロ、安全重視 - 国際
鉄道部元科学技術司長:中国高速鉄道の最高速度は安全性を軽視した結果|テクノロジー|ChinaPress
中国の物まね製品が物議をかもしてきたことは、諸兄がご承知の通りです。注目されると姿を消すのですが、つぎつぎと雨後の筍のように湧いて出る。
テーマパークのキャラクターなどはご愛嬌と言えなくもないのですが、これは堂々と技術特許を申請するのだという厚顔ぶりです。
実際に申請すれば特許紛争になる可能性もあるとのことですが、日本メーカーも技術特許が未取得なのでしたら申請をして防衛すべきでしょう。
厚かましい中国は、被災地の三陸沖のEEZ海域に調査艦船を侵入させる暴挙も行っています。
中国の海洋調査船、宮城沖EEZで無断採水(読売新聞) - goo ニュース
しつこい発言と行動で、黒いものも白と認めさせてしまう中国の覇権主義。ものまね技術で、本場米国の技術特許が取得できるのか、あるいは米国では申請したもの勝ちで、しかも安全性を無視した経緯を持つものを認めるのか、注目されます。
国策でインフラ輸出が競合する経済戦争で、日中どちらに軍配があがるのか、はたまた原発の事故処理の経過で人災として信頼を落とした日本の技術ではなく、ドイツなどの第三国に流れるのかにも目が離せませんね。
インフラ輸出に積極姿勢を示し始めていた民主党の方々、自己や自党の利益に震災を質にとるのではなく、国益=国民&日本経済の為に働いてください。
歴史上これ以上ない最悪の政党・民主党を凌げない自民党他の野党も、敵失に固執しないで政策で攻撃すべきでしょう。
冒頭の写真は、中国新幹線の「CRH380A2」です。
アメリカシャクナゲ
↓よろしかったら、お願いします。
その新幹線技術を、中国独自のものだとして、日本などと受注争いをしている米国で技術特許を申請すると言うのです。
asahi.com(朝日新聞社):中国高速鉄道スピードダウン 最高300キロ、安全重視 - 国際
鉄道部元科学技術司長:中国高速鉄道の最高速度は安全性を軽視した結果|テクノロジー|ChinaPress
中国版新幹線、米で特許申請準備 日中紛争の火ダネに :日本経済新聞
【北京=多部田俊輔】中国国有の鉄道車両製造大手、中国南車は米国で高速鉄道車両「CRH380A」の技術特許を申請する方向で検討を始めた。同車両は川崎重工業の技術をベースとしているが、南車は自社開発した技術だと主張。北京・上海高速鉄道(中国版新幹線)に使用しており、特許取得の申請で国威発揚につなげる狙いだ。米国での高速鉄道の受注もにらみ、日中間で特許紛争が起きる可能性が出てきた。
中国政府系英字紙チャイナ・デーリーが23日、南車幹部の話としてCRH380Aの米国での特許申請の検討を伝えた。特許を申請するのは、車両のベースとなる台車や先頭車両の先端部の技術で、すでに米国で弁護士を雇うなどの具体的な準備に入った。
南車の広報担当者も日本経済新聞の取材に対して、報道を大筋で認めた。CRH380Aは川重の技術をベースとしているが、独自の技術で改良を加えて時速380キロでの走行を可能にしたとしている。
川重の広報は「米国で特許申請がなされていないため、コメントできない」としている。ただ、同社関係者はCRH380Aは川重が技術提供した車両「CRH2」の延長線上としており、実際に申請すれば特許紛争になる可能性もあるとの見方を示した。
北京・上海高速鉄道は総投資額が2兆7千億円に達する過去最大の公共事業。開業は中国共産党創設90周年を記念するイベントとして位置付けられており、鉄道省は高速鉄道で技術力の高さをアピールし、国威発揚を狙っている。
しかし、中国メディアは鉄道省元幹部のコメントとして「CRH380シリーズ」は日本やドイツの技術だと指摘。日独の要請を無視し安全性を犠牲にすることで時速350キロによる走行を目指したが、技術力のアピールを最優先した鉄道省トップの汚職による更迭で最終的に時速300キロに落としたと暴露した。鉄道省や南車はメンツをつぶされた格好となったため、政府系英字紙を使って特許申請の動きを伝え、独自技術であることを主張する狙いとみられる。
特許申請の報道には、米国での高速鉄道計画の受注を巡るつばぜりあいという側面もある。川重を中心とする日本の企業連合はカリフォルニア州の計画の参入に名乗りを上げている。中国側も米国での受注を目指しており、特許取得の申請で優位に立とうという思惑がにじむ。ただ米国での特許申請で新幹線技術が中国独自のものではないと判断されるリスクもあり、中国南車が実際に特許を申請するかどうかは不透明との見方もある。
【北京=多部田俊輔】中国国有の鉄道車両製造大手、中国南車は米国で高速鉄道車両「CRH380A」の技術特許を申請する方向で検討を始めた。同車両は川崎重工業の技術をベースとしているが、南車は自社開発した技術だと主張。北京・上海高速鉄道(中国版新幹線)に使用しており、特許取得の申請で国威発揚につなげる狙いだ。米国での高速鉄道の受注もにらみ、日中間で特許紛争が起きる可能性が出てきた。
中国政府系英字紙チャイナ・デーリーが23日、南車幹部の話としてCRH380Aの米国での特許申請の検討を伝えた。特許を申請するのは、車両のベースとなる台車や先頭車両の先端部の技術で、すでに米国で弁護士を雇うなどの具体的な準備に入った。
南車の広報担当者も日本経済新聞の取材に対して、報道を大筋で認めた。CRH380Aは川重の技術をベースとしているが、独自の技術で改良を加えて時速380キロでの走行を可能にしたとしている。
川重の広報は「米国で特許申請がなされていないため、コメントできない」としている。ただ、同社関係者はCRH380Aは川重が技術提供した車両「CRH2」の延長線上としており、実際に申請すれば特許紛争になる可能性もあるとの見方を示した。
北京・上海高速鉄道は総投資額が2兆7千億円に達する過去最大の公共事業。開業は中国共産党創設90周年を記念するイベントとして位置付けられており、鉄道省は高速鉄道で技術力の高さをアピールし、国威発揚を狙っている。
しかし、中国メディアは鉄道省元幹部のコメントとして「CRH380シリーズ」は日本やドイツの技術だと指摘。日独の要請を無視し安全性を犠牲にすることで時速350キロによる走行を目指したが、技術力のアピールを最優先した鉄道省トップの汚職による更迭で最終的に時速300キロに落としたと暴露した。鉄道省や南車はメンツをつぶされた格好となったため、政府系英字紙を使って特許申請の動きを伝え、独自技術であることを主張する狙いとみられる。
特許申請の報道には、米国での高速鉄道計画の受注を巡るつばぜりあいという側面もある。川重を中心とする日本の企業連合はカリフォルニア州の計画の参入に名乗りを上げている。中国側も米国での受注を目指しており、特許取得の申請で優位に立とうという思惑がにじむ。ただ米国での特許申請で新幹線技術が中国独自のものではないと判断されるリスクもあり、中国南車が実際に特許を申請するかどうかは不透明との見方もある。
中国の物まね製品が物議をかもしてきたことは、諸兄がご承知の通りです。注目されると姿を消すのですが、つぎつぎと雨後の筍のように湧いて出る。
テーマパークのキャラクターなどはご愛嬌と言えなくもないのですが、これは堂々と技術特許を申請するのだという厚顔ぶりです。
実際に申請すれば特許紛争になる可能性もあるとのことですが、日本メーカーも技術特許が未取得なのでしたら申請をして防衛すべきでしょう。
厚かましい中国は、被災地の三陸沖のEEZ海域に調査艦船を侵入させる暴挙も行っています。
中国の海洋調査船、宮城沖EEZで無断採水(読売新聞) - goo ニュース
しつこい発言と行動で、黒いものも白と認めさせてしまう中国の覇権主義。ものまね技術で、本場米国の技術特許が取得できるのか、あるいは米国では申請したもの勝ちで、しかも安全性を無視した経緯を持つものを認めるのか、注目されます。
国策でインフラ輸出が競合する経済戦争で、日中どちらに軍配があがるのか、はたまた原発の事故処理の経過で人災として信頼を落とした日本の技術ではなく、ドイツなどの第三国に流れるのかにも目が離せませんね。
インフラ輸出に積極姿勢を示し始めていた民主党の方々、自己や自党の利益に震災を質にとるのではなく、国益=国民&日本経済の為に働いてください。
歴史上これ以上ない最悪の政党・民主党を凌げない自民党他の野党も、敵失に固執しないで政策で攻撃すべきでしょう。
冒頭の写真は、中国新幹線の「CRH380A2」です。
アメリカシャクナゲ
↓よろしかったら、お願いします。