遊爺雑記帳

ブログを始めてはや○年。三日坊主にしては長続きしています。平和で美しい日本が滅びることがないことを願ってやみません。

春暁ガス田は計画通り生産開始

2005-04-02 18:18:10 | 東シナ海ガス田
春暁ガス田、8月にも生産開始へ データ提供予定なし (朝日新聞) - goo ニュース

 3/30の日経朝刊でもこの記事が触れられていますが、中国3大石油が最高益を出した記事と共に書かれています。
  中国石油(ペトロチャイナ) 売上=470億ドル  純利益=124億ドル  5位
  中国石油化工(シノペック) 売上=749億ドル  純利益= 44億ドル  7位
  中国海洋石油(CNOOC)    売上= 67億ドル  純利益= 20億ドル  8位
  (日本石油         売上=457億ドル  純利益= 12億ドル  9位)


* 右の順位は日経の「中国大手3社と日米欧石油会社との業績比較表の順位です。
   1位は、米エクソンモービルで、売上=2,913億ドル、純利益=253億ドルです。

 国策で手厚く保護され、国内事業を寡占していることもあり、売上に比べて利益が高い。
 中国内のエネルギー需給がひっ迫する中、高収益をテコに世界各地で権益の確保に躍起になっているが、国際的摩擦も目立っているとのこと。
 輸入量は、'04年で前年比 35%増で、輸入依存度が 4割を超え、'10年には 5割に達する見込みとか。
 中国政府はエネルギーの輸入依存度が高まることは国家安全保障の面で好ましくないとみており、開発案件を後押ししているとのことで、春暁ガス田を巡る日本との対立や、海外での権益の高値落札を招く一因となっているとも。

 日中局長協議が、28日に東京で開かれていたのですが、日本側の開発中止と情報提供の求めに対して「日本の関心に留意する。協議を通じて解決したい」と述べるにとどまり平行線に終わったとか。(3/29日経朝刊)
 更に日経朝刊の記事に因れば、佐々江賢一郎アジア太平洋局長が、中国の崔天凱アジア局長に「日本国内の世論は厳しい。迅速に対応して欲しい」と伝えたが、逆に日中共同開発を改めて提案されたとのこと。
 
 進まない交渉、かまわず開発を続行する中国に対し、中川経産相が民間企業に試掘権を認める手続きに入る方針を明らかにしたそうです。
 民間に試掘権認可へ、「中国と資源連続」 中川経産相 (朝日新聞) - goo ニュース
 中川経産相は「データがそろったので先方に通知し、1週間程度の間に誠意ある対応がなければ、試掘権の設定手続きに入りたい」としている。試掘権の設定手続きには1~2カ月程度かかる見込み。仮に試掘作業に踏み切る場合は、国が資金を負担し、民間企業に委託する形で実施することになるという。

 竹島の韓国もそうでしたが、激しい反発行動が予測されますね。でも、これ以上やりたい放題で、我が国を無視した行動に、座して先送りするわけにはいかないのも事実です。

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