ペンス副大統領が、4日ワシントンの政策研究機関でトランプ政権の中国政策に関し演説し、中国政府が米国の中間選挙や世界政治に影響を与えようとしているとして批判しました。
中国が今秋の米中間選挙に介入していると非難して、「中国は米国の内政に干渉しようと、これまでにないほどの力を行使している」と訴えたのだそうです。
米副大統領、中国を痛烈批判へ 選挙介入巡り - WSJ
米政府当局者らによるとペンス氏の演説は、トランプ大統領と習近平国家主席の良好な関係には限界があると中国政府に示すシグナルだと。
中国の「三戦」戦略は今に始まったことではないのですが、激しさを増しているようですね。
藤井厳喜氏が、ニッポン放送の「OK! Cozy Up」で、ロシアゲートは、玉葱の皮むきで、めくってもめくっても中身が無いと指摘されていましたが、ペンス氏は、中国の工作を強調することで、ロシアゲートから目を逸らす意図もあったのでしょうか。
地方議会議員、州知事、国会議員に中国系の人物を増やしていますが、いずれは中国系の大統領誕生を狙っているとも言われる中国の「世論戦」。米国の副大統領が警戒発言をするまで認識されるようになったことは、歓迎されることですね。
「中国は米国の内政に干渉しようと、これまでにないほどの力を行使している」と訴えたのだそうです。
「尖閣諸島は日本の施政権下にある」と強調。オバマ政権時と同じで、領土問題では第三者の立場で、あくまで「施政下」に留めていますが、配慮を示しつつ、「日本とも歴史的な自由貿易協定の交渉を近く始める」と語り、くぎもさしています。
中国は、「ひどいでたらめだ。われわれは米国の内政や選挙に介入することに全然関心がない」とと連の米国の主張を一蹴しつつ、「われわれは米国と共に、相互尊重、協力と(互いが利益を得る)ウィンウィンの実現のため尽力する」と関係改善を訴え、全面的な対立を避けたい考えも示したのだそうです。
中国、米副大統領に反論=「中傷」「でっち上げ」と批判:時事ドットコム
前述の藤井厳喜氏は、中国が米国と対等に戦えるには百年速いと言っておられましたが、米中貿易戦争では、少なからぬ打撃を受けて、対立のエスカレートを自制してもいる様子ですね。
米中の対立は何処までエスカレートするのか。日米二国間貿易交渉の行方は。目が離せない緊張が続きますね。
# 冒頭の画像は、4日、ワシントンで講演するペンス米副大統領
この花の名前は、ギョウジャニンニク
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中国が今秋の米中間選挙に介入していると非難して、「中国は米国の内政に干渉しようと、これまでにないほどの力を行使している」と訴えたのだそうです。
米副大統領、中国を痛烈批判へ 選挙介入巡り - WSJ
ペンス米副大統領「尖閣は日本の施政権下」 中国政策演説、中間選挙への干渉を非難 - 産経ニュース 2018.10.5
【ワシントン=黒瀬悦成】ペンス米副大統領は4日、ワシントンの政策研究機関でトランプ政権の中国政策に関し演説した。ペンス氏は、「中国は尖閣諸島(沖縄県石垣市)の周辺で恒常的に監視活動をしている」と指摘した上で「尖閣諸島は日本の施政権下にある」と強調し、東シナ海や南シナ海で覇権的な進出姿勢を強める中国に対抗していく姿勢を打ち出した。
ペンス氏は、南シナ海で9月末に「航行の自由」作戦を実施していた米駆逐艦に中国の艦船が異常接近したことにも言及し、米国が国際法で認められた全ての場所で「自由に航行し飛行し続ける」と表明した。
ペンス氏は、中国が11月の米中間選挙で共和党の勝敗を左右する重要州で干渉を画策していると強調。対中貿易の不均衡是正に向けて中国製品に制裁関税をかける政策を推進するトランプ大統領が1期で退任するのを画策した動きであるとの認識を示し、「中国は米国の内政に干渉しようと、これまでにないほどの力を行使している」と訴えた。
また、中国が米国内で反中的な中国人留学生を対象に「嫌がらせ行為」などを展開する一方、中国に批判的な研究機関にサイバー攻撃を仕掛けたり一部の米学者にビザを発給しないなど、「学問の自由を侵害している」と非難した。
台湾情勢に関しては「一つの中国」原則を踏まえた政策を今後も尊重するとしつつ、「台湾で確立された民主体制は中国の国民により良い道筋を示している」と指摘。米国として台湾の体制を擁護していく姿勢を打ち出した。
ペンス氏はその上で、「中国がトランプ大統領の米国第一主義を挫折させようとしているが、大統領は決して屈することはない」と強調した。
同氏はまた、韓国との自由貿易協定の改定に続き、「日本とも歴史的な自由貿易協定の交渉を近く始める」と語った。
【ワシントン=黒瀬悦成】ペンス米副大統領は4日、ワシントンの政策研究機関でトランプ政権の中国政策に関し演説した。ペンス氏は、「中国は尖閣諸島(沖縄県石垣市)の周辺で恒常的に監視活動をしている」と指摘した上で「尖閣諸島は日本の施政権下にある」と強調し、東シナ海や南シナ海で覇権的な進出姿勢を強める中国に対抗していく姿勢を打ち出した。
ペンス氏は、南シナ海で9月末に「航行の自由」作戦を実施していた米駆逐艦に中国の艦船が異常接近したことにも言及し、米国が国際法で認められた全ての場所で「自由に航行し飛行し続ける」と表明した。
ペンス氏は、中国が11月の米中間選挙で共和党の勝敗を左右する重要州で干渉を画策していると強調。対中貿易の不均衡是正に向けて中国製品に制裁関税をかける政策を推進するトランプ大統領が1期で退任するのを画策した動きであるとの認識を示し、「中国は米国の内政に干渉しようと、これまでにないほどの力を行使している」と訴えた。
また、中国が米国内で反中的な中国人留学生を対象に「嫌がらせ行為」などを展開する一方、中国に批判的な研究機関にサイバー攻撃を仕掛けたり一部の米学者にビザを発給しないなど、「学問の自由を侵害している」と非難した。
台湾情勢に関しては「一つの中国」原則を踏まえた政策を今後も尊重するとしつつ、「台湾で確立された民主体制は中国の国民により良い道筋を示している」と指摘。米国として台湾の体制を擁護していく姿勢を打ち出した。
ペンス氏はその上で、「中国がトランプ大統領の米国第一主義を挫折させようとしているが、大統領は決して屈することはない」と強調した。
同氏はまた、韓国との自由貿易協定の改定に続き、「日本とも歴史的な自由貿易協定の交渉を近く始める」と語った。
米政府当局者らによるとペンス氏の演説は、トランプ大統領と習近平国家主席の良好な関係には限界があると中国政府に示すシグナルだと。
中国の「三戦」戦略は今に始まったことではないのですが、激しさを増しているようですね。
藤井厳喜氏が、ニッポン放送の「OK! Cozy Up」で、ロシアゲートは、玉葱の皮むきで、めくってもめくっても中身が無いと指摘されていましたが、ペンス氏は、中国の工作を強調することで、ロシアゲートから目を逸らす意図もあったのでしょうか。
地方議会議員、州知事、国会議員に中国系の人物を増やしていますが、いずれは中国系の大統領誕生を狙っているとも言われる中国の「世論戦」。米国の副大統領が警戒発言をするまで認識されるようになったことは、歓迎されることですね。
「中国は米国の内政に干渉しようと、これまでにないほどの力を行使している」と訴えたのだそうです。
「尖閣諸島は日本の施政権下にある」と強調。オバマ政権時と同じで、領土問題では第三者の立場で、あくまで「施政下」に留めていますが、配慮を示しつつ、「日本とも歴史的な自由貿易協定の交渉を近く始める」と語り、くぎもさしています。
中国は、「ひどいでたらめだ。われわれは米国の内政や選挙に介入することに全然関心がない」とと連の米国の主張を一蹴しつつ、「われわれは米国と共に、相互尊重、協力と(互いが利益を得る)ウィンウィンの実現のため尽力する」と関係改善を訴え、全面的な対立を避けたい考えも示したのだそうです。
中国、米副大統領に反論=「中傷」「でっち上げ」と批判:時事ドットコム
前述の藤井厳喜氏は、中国が米国と対等に戦えるには百年速いと言っておられましたが、米中貿易戦争では、少なからぬ打撃を受けて、対立のエスカレートを自制してもいる様子ですね。
米中の対立は何処までエスカレートするのか。日米二国間貿易交渉の行方は。目が離せない緊張が続きますね。
# 冒頭の画像は、4日、ワシントンで講演するペンス米副大統領
この花の名前は、ギョウジャニンニク
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