遊爺雑記帳

ブログを始めてはや○年。三日坊主にしては長続きしています。平和で美しい日本が滅びることがないことを願ってやみません。

米国の微妙な「韓国疲れ」

2019-01-17 01:25:33 | 韓国全般
 2015年の日韓合意に基づき韓国政府が設置した「和解・癒やし財団」の解散。済州島での国際観艦式の軍艦旗掲揚での参加各国の無視(日本は参加取りやめ)、日韓請求権協定に反する徴用工に関する最高裁判決への政府の対応姿勢、海自哨戒機へのロックオンと、対日姿勢を硬化させ、最悪の日韓関係に突き進む文在寅政権。
 堪忍袋の緒を切らした日本ですが、米国にも「韓国疲れ」が伝染しているのだそうです。

 韓国政府、慰安婦財団の解散発表 日韓合意の無効化狙う - 遊爺雑記帳
 韓国外相、慰安婦問題で「国際会議の開催検討」 - 産経ニュース
 「非公開の約束破り、でたらめ発表」防衛省が韓国に抗議 - 産経ニュース
 
【古森義久のあめりかノート】米国の微妙な「韓国疲れ」 - 産経ニュース 2019.1.12

 ワシントンと東京と、いまの共通項は「韓国疲れ」のようだ。この表現はかつて米国の専門家が日本の「韓国には、もうほとほと」という心情を指して使っていた。だがその後、米国に伝染したようなのだ。ただし米側での韓国へのうんざり感はずっと微妙で屈折している。

 まずトランプ政権からは北朝鮮非核化への文在寅(ムン・ジェイン)政権の態度への不満が表明される。
最も明確なのはマイク・ポンペオ国務長官の昨年11月の文政権への警告だった。「米国は韓国に北朝鮮の核兵器の完全破棄が進まないまま経済利益だけを与えないように告げている」と公式に言明したのだ。

 トランプ政権は文政権が北朝鮮との共通の鉄道やパイプラインの開通、さらには韓国企業の北への投資を語り始めたことに難色を示す。
文大統領が北の核完全破棄という米国の最大目標を軽視して、北が求める軍事緩和、経済交流ばかりに傾くという不満だった。
 しかしトランプ政権は北への対処には当面、韓国との連帯が不可欠だから、露骨な文政権批判は避けようとする。だが保守主義のトランプ政権と超リベラルの文政権と、世界観にまで及ぶ本音の違いは常にちらついてしまう。
トランプ大統領も昨年9月、ツイッターで「韓国政府の宥和的な対話はうまくいくはずがない」と、つい本音の文非難をもらしてしまった。

 もっとも
文大統領も米国に向かっては米韓同盟堅持など現状保持策を語ってみせる。韓国内や北朝鮮に向けてとは異なる態度である。このあたりは米韓同盟の否定に等しい言動をみせて、対米関係の危機を生んだ廬武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の轍(てつ)を踏まないという計算だろう。

 米国側でトランプ政権の外となると、文政権批判は激しい。新米国安全保障センターの朝鮮問題専門家クリスティーン・リー氏は「
文陣営には北朝鮮にとてつもなく楽観的な人が多く、核廃棄を重視しない点でトランプ政権とは重大な距離がある」と論評した。
 AEI研究所の国際安全保障専門家マイケル・ルービン氏は文政権の教科書改訂策を取り上げて「
北朝鮮の残虐や侵略の歴史を消す洗脳教育を目指す文政権とは米国は同盟を保つ意味を失う」と主張した。要するにいまの韓国は米国にとってなんともつきあいにくく疲れる相手なのである。

 いわゆる
徴用工問題での日韓対立に対しても米国側は韓国への批判をにじませる。米日韓三国の協調の戦略的必要性から韓国をあからさまに糾弾はしないが、韓国での判決に対して「この判決は北朝鮮の核の脅威と中国の覇権拡大を抑えるための米日韓三国の協力を妨げることとなる」(ABCテレビ)という論評が多かった。
 
ニューヨーク・タイムズの徴用工訴訟の判決を報じた記事も、末尾でスタンフォード大学東アジア研究所のダニエル・スナイダー氏の「韓国政府の判断に強い疑問を感じる」という総括を強調していた。同氏は日韓の歴史問題では韓国側を支持することの多い朝鮮研究学者である。

 さて米国のこんな現状は韓国への対処に悩むのは日本だけではないという気休めにはなるだろうか。(ワシントン駐在客員特派員)

 「韓国疲れ」という表現は、かつて米国の専門家が日本の「韓国には、もうほとほと」という心情を指して使っていたのだそうですが、それがいまや米国に伝染したようだと、産経ワシントン駐在客員特派員の古森氏。
 更に、米側での韓国へのうんざり感はずっと微妙で屈折していると。

 最も明確なのはマイク・ポンペオ国務長官の昨年11月の文政権への警告で、「米国は韓国に北朝鮮の核兵器の完全破棄が進まないまま経済利益だけを与えないように告げている」との公式言明。
 文大統領が北の核完全破棄という米国の最大目標を軽視して、北が求める軍事緩和、経済交流ばかりに傾くという、トランプ政権の不満を顕したのですね。
 保守主義のトランプ政権と超リベラルの文政権と、世界観にまで及ぶ本音の違いは、トランプ大統領が「韓国政府の宥和的な対話はうまくいくはずがない」と、つい本音の文非難をもらしてしまうほどだと。

 米国の「韓国疲れ」は、トランプ政権に留まらず、「文陣営には北朝鮮にとてつもなく楽観的な人が多く、核廃棄を重視しない点でトランプ政権とは重大な距離がある」とか、「北朝鮮の残虐や侵略の歴史を消す洗脳教育を目指す文政権とは米国は同盟を保つ意味を失う」といった声があり、いまの韓国は米国にとってなんともつきあいにくく疲れる相手なのだと古森氏。
 徴用工問題での日韓対立に対しても、韓国での判決に対してABCテレビは「この判決は北朝鮮の核の脅威と中国の覇権拡大を抑えるための米日韓三国の協力を妨げることとなる」。ニューヨーク・タイムズは、日韓の歴史問題では韓国側を支持することの多いダニエル・スナイダー氏をしても「韓国政府の判断に強い疑問を感じる」という総括を強調しているのだそうです。

 昨日も少し触れましたが、国際社会の感覚からズレていく文在寅政権には、韓国国内からも疑問視する声が産まれているのですね。
 文大統領の“反日会見”に韓国野党からも批判噴出! 「日本を不必要に刺激したのでは…」 - zakzak
 
 同じ民族として、分断国家となってしまっている現状を解消したいという願いは何人も否定は出来ません。
 東西に分断されたドイツは、ベルリンの壁を民衆が壊して統一を果たしました。
 しかし朝鮮半島の現状は、金王朝とその傀儡と見える文在寅とで統一されようとしている様に見えます。
 民族の統一は、当事者の民族の方々が自決されることで、外国人の遊爺がとやかくいってもしようがないのですが、韓国の方々は金正恩と文在寅とで進めている現状の統一に向けた路線を支持されているのでしょうか。
 政権支持率の低下は、韓国国民の方々が送られている目覚めのサインなのでしょうか。
 韓国・文政権の支持率低下、2019年は八方ふさがりの年になる | 元駐韓大使・武藤正敏の「韓国ウォッチ」 | ダイヤモンド・オンライン

 韓国が国防白書から「日本と価値共有」を削除 安保協力も中国優先に - ライブドアニュース



 # 冒頭の画像は、韓国最大野党・自由韓国党(旧セヌリ党)の院内代表 羅卿瑗(ナ・ギョンウォン)氏




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