家の近くに市営の日本庭園がある。能楽堂を備えた贅沢な施設である。
此処で蛍鑑賞の夕べが開かれているので、出かけてみた。いつもは夜間は開園して居ないから、夜の日本庭園を見たいという気持もあってのことである。
都会でやる蛍鑑賞の夕べは、四国の山奥とかから捕まえてきた蛍を放して、後はその蛍達は環境になじめずに死に絶える、というパターンだから、生き物の命を、人間の一時の楽しみのために弄ぶという気がして、 私は敬遠していたのである。
当市の蛍達はそうではないと言うことが分かった。
市民の有志が蛍を家で飼育して成虫になったら、会場とか近くの田圃に放しているのである。
大量捕獲、大量殺戮ではないことが分かって、この蛍鑑賞の夕べは、心地よい散策となった。
心持ち弱々しい蛍の光り方も、そこ此処に二つ、三つと侘びしげに点滅する様も、自然の野山で鑑賞している風情と同じ地味な光景であった。
帰りがけに 私も来年の飼育に参加すべく、申し込みをした。年会費1000円であった。
19th. JUL. 2005.
此処で蛍鑑賞の夕べが開かれているので、出かけてみた。いつもは夜間は開園して居ないから、夜の日本庭園を見たいという気持もあってのことである。
都会でやる蛍鑑賞の夕べは、四国の山奥とかから捕まえてきた蛍を放して、後はその蛍達は環境になじめずに死に絶える、というパターンだから、生き物の命を、人間の一時の楽しみのために弄ぶという気がして、 私は敬遠していたのである。
当市の蛍達はそうではないと言うことが分かった。
市民の有志が蛍を家で飼育して成虫になったら、会場とか近くの田圃に放しているのである。
大量捕獲、大量殺戮ではないことが分かって、この蛍鑑賞の夕べは、心地よい散策となった。
心持ち弱々しい蛍の光り方も、そこ此処に二つ、三つと侘びしげに点滅する様も、自然の野山で鑑賞している風情と同じ地味な光景であった。
帰りがけに 私も来年の飼育に参加すべく、申し込みをした。年会費1000円であった。
19th. JUL. 2005.