天水桶というのは江戸時代には町家でも火災の備えに設置していたものです。
戦争中には防火用水と名を変えて各家庭に備えていました。
コンクリート製で団地サイズのバスタブより一回り小さい四角の容器です。
勿論目的はアメリカの爆撃機から落とされる焼夷弾に備えたものです。
焼夷弾というのはアメリカが日本の木造家屋の模型を作って、いかに効率的に焼き尽くせるか
研究の末に生まれた六角形の筒を何本か束ねて、中には粘着性の可燃物がつめこまれていて
四方八方に飛び散って壁に張り付きたちまち一面を火の海にする恐ろしい兵器です。
日本は江戸時代に開発された防火用水、アメリカは最新式の焼夷弾、どだい勝負になるわけはありません。
久伊豆神社の天水桶を見て昔のことを思い出しました。