我々がこの山小屋を訪れるのは2回目です。
廃屋をZENさんが買って自分でこつこつ改装したのです。
ZENさんの自宅からは50kmくらい離れていますが、
彼の卓越した運転技術なら30分もあれば着いてしまいます。
人家は100mほど下に夏だけミラノから避暑に来ている
熟年の夫婦だけです。
夜は星空が綺麗だそうです、次回は是非ここに
泊まらせてもらいたい物です。
欧州の道路標識はフランスを筆頭にどの国の物も
とても分かりやすいです。
道路をまたぐ形で作られた標識は高速道路では当然ですが、
一般道ではこの写真のような簡易な物が多いです。
これなら文字が読めなくても意味は分かりますし、
設置費用も安上がりです。
道路をまたぐ巨大な標識一基分の経費で、
この標識なら百基以上作れるのではないでしょうか。
どこかの国ではお役人が天下りした会社に仕事をさせるために
巨費を投じて大型の標識を作るのでしょうが、
この小さな標識なら町の看板屋にでも設置が可能です。
道路や標識は道路管理者のためにあるのではありません。
道路を使う人、、つまり国民のためにあるのですから
使う人の利便性・安全性を優先して欲しいものです。
福寿草は正月の縁起物として園芸店に並ぶときは
花だけがつぼみを持ち上げていますが、
庭で咲くときにはちゃんと葉も付けていますし、
時期も3月になってからです。
福寿草が咲くときには、土筆もニョキニョキ顔を出します。
というわけで今日は土筆の卵とじを作りました。
我が家の山椒が芽吹く頃にはタケノコが顔を出します。
季節が巡るごとに私も齢を重ねることになります。
薪ストーブは環境に優しい燃料を使うのですが、
ネックは薪が高価なことです。
自分の山があってそこから燃料になる木を切り出せるなら
問題はありませんが、町中ではお金を出して買わねばなりませんし、
スーパーやコンビニでは売っていません。
私の家からでは最短で野田市にあるお店で扱っていますが、
一束600円程度だし、一日に3束は使いますから
ガスや電気の暖房より高く付きます。
私は群馬県の山奥にある森林組合から広葉樹の端材を買うことができました。
針葉樹なら解体家屋の廃材でも良いのですが、
針葉樹は油脂分が強く煙突がすぐに詰まってしまうらしいので使えません。
後ろに移っている手斧はドイツ製でかなりの大きな木も割ることが出来ます。
古希のメモリアルには日光街道を描いて個展をしましたが
喜寿の記念には、薪ストーブを燃やせる部屋を自作しようと
昨年秋から土台から作り始めました。
暮れには天井工事中に脚立から転落し、肋骨を2本折り、
左半身打撲で2ヶ月程仕事が出来ず、
予定を大幅にオーバーしましたが、
昨日やっと火入れが出来ました。
壁塗りもまあまあの仕上がりだし、床はコルクを貼りました。
コルクは断熱性能が良くクッション性能もあり、
素足で歩くと良い感じです。
大陸性気候が原因なのかと思うのですが、
日本では余り見かけない雲です。
飛行機雲も頻繁に現れます。
以前聞いた話ですが、日本の写真家が欧州で
写真集を作らせたら編集者が良かれと思って
空を欧州の物に入れ替えてしまったそうです。
編集者は空の雲が変だと思って欧州の物に差し替えたのですが、
日本ではあり得ない雲だったから、その写真集は
没になって仕舞ったそうです。
海洋性気候の地域と大陸性気候の違いは雲の形にも
違いが出来るのですね。
今、居る場所はだいたいこの地図のまん中あたりです。
自分の車ならナビで場所が分かりますが、
ZENさんの車にはナビはついていないから
どこを走っているのかわからないのです。
カメラにはGPS機能があるから、
帰国後ならグーグルマップに場所を表示出来ますが、、、。