毎日がしあわせ日和

ほんとうの自分に戻れば戻るほど 毎日がしあわせ日和

ダンジョン

2016年02月06日 12時09分17秒 | 紡ぐ暮らし


引越し騒ぎの後、少しは家がきれいになるかと思っていましたが、甘かった (^_^;)

荷物が無事運び込まれた時点で もともと薄かった父のやる氣も尽きたようで、「まあぼちぼち片付けるから」 との心もとないひと言の下、家の中は 前にも増してものすごい様相に

洗濯物ひとつ干すのも、手を伸ばせば届きそうな窓辺まで カゴを頭上に掲げながら 積まれたものの間をジグザグにすり抜けないとたどり着けない始末、八畳ほどの部屋に よくまあこんな迷路が出現したものだと あきれるのを通り越して笑えてきます。




実は、職場のほうも ただいま迷路状態。

印刷物の封入から 宛名シール貼り、検品と 作業内容やそのウェイトが変化するにつれ、しなやかにラインが組み替えられ レイアウトが変化する室内に 感心しきりでしたが、納期も間近に迫り 作業のほとんどが検品となった現在、通路のあちこちに ダンボール箱や 完成した封筒の詰まれた台車やコンテナが置かれ、しかもその配置がちょくちょく変わるので、さっきまで通れたところが 今はふさがれて、別の通路を探さねば。。。。なんていうことがしばしば。

一時 検品作業で私とペアを組んでいた若い女の子が そのありさまを「ダンジョン」 と呼んでいましたが、ダンジョンとは ロールプレイングゲームに登場する迷宮のことなのだとか。

今の私、家と職場 どっちを向いても ダンジョンの住人なのですね

しかし、職場のほうは さすがにプロの手並みで、迷路もすっきり整然としていますが、実家は 泥棒も戦意喪失しそうなカオス状態、RPGの勇者も魔物も 戦いの足場を見つけるさえ一苦労でしょう。

こんな伏魔殿と化した家で、自分の部屋と台所だけは カオスの侵入NGで なんとか守っていますが、居間でくつろいでテレビを見られるようになるのは いつのことやら。




でも、貴秋 めげません o(^∇^)o

「今の一番」 を生きるとは、外側の状況に左右されず、つねに 今 ・ ここ を楽しむこと。

幼いころに父との関わり合いの中で生じた 思い込みやわだかまりが解消されるにつれ、以前なら父に腹を立てていたであろうこの状況も むしろ面白がる氣分のほうが勝ってきています。

この環境で いかに氣持ちよく暮らす工夫をするか、また 外に 氣持ちいい居場所やお楽しみを見つけるか、そんなふうに見方思い方を変えれば、このシッチャカメッチャカなダンジョンでさえ アミューズメントパーク並みに遊べそう

バイトが終わったら、台所の不用品を一掃し、また部屋にわずかに残っている母の遺品も整理して 風通しをよくしよう、また せっかくこういう便利なところにいるのだから、図書館や美術館、奈良散策やカフェ巡りと もっと外へ遊びに出かけよう、と 次々に魅力的なアイデアが湧いてきます♪

人生楽しまなくっちゃ、だもんね

ダンジョンでもなんでも どんとこい の心意氣です (^^)v