【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

思わず笑ったこと

2006-04-18 | 映画・演劇・ミュージック・コンサート
職場の同僚に書類の端っこに付箋を付けるのがクセの人が居ます
付箋が古くなってくると、糊けがなくなりはがれやすくなって
ぴちっと付いていたのが斜めになったり、はずれそうになったり
どの行の注意事項なのかもわからなくなっている。
あまたある付箋を本文の中の文章と照合して仕事をすすめていかなければならない。
(私にも時々その仕事が廻ってくるがハッキリ言ってこの付箋は迷惑この上ない)
それを見て、私は思わず、「博士の愛した数式」を思い出しました
(内容はちょこっと違うのですが・・・)

この小説の主人公の数学博士は交通事故の後遺症で記憶が80分しかもたないという。
つまり1時間20分前に会った人の名前すら顔まで記憶にない
普段着にでも着ている博士の背広にはピンで留めた紙切れがそこいら中につけられている
例えば忘れてはならない人の似顔絵と名前が小さな紙切れに書いてあってピンで留めてある。又、意味不明の数字や記号や言葉の断片に混じり「僕の記憶は80分しかもたない」そう書いてありピンが錆びついているのさえある始末。
家から1歩も出ず数学の研究に没頭する毎日からある日外出するくだりで、背広につけてあるたくさんのメモが風にシャカシャカと・・・

その時私は同僚の書類の付箋を思い出し思わず笑ってしまった。
別に笑えるシーンではなかったけれど・・・・
そして、仕事中に同僚の付箋を見てまたまた笑い出しそうになって困ってしまった。