【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

ユキワリイチゲ~笠置周辺~

2010-04-04 | 木津川市植物同好会
3月例会のお知らせ
次回は3月×日(×曜日)場所→笠置周辺
多分ユキワリイチゲの美しい群落が見られることでしょう。
そのほかお楽しみに。
と、2月の会報でのお知らせで、楽しみにしてました。

その日はちょっと雲行きが怪しい?はっきりしないお天気でした。
可愛いユキワリイチゲ、こんな日はちょっと心配です。
そんなこと思いながら観察会に参加しました。

歩きだしは白砂川(木津川に注ぐ支流)沿いのシダの観察から・・・・・
ベニシダ、ハカタシダ、アマクサシダ、ウラジロ、クマワラビ、トウゴクシダなど。
先生のお話を聞きながら、写真に撮ったのですが、私にはどれも同じに見えてしまってどれがどのシダなん?状態(ウラジロのみ解りました)
まだまだこれからが修行です。

シダのそれぞれの特徴として、胞子の付き方がですね、葉っぱの裏側にびっしりとあったり、葉っぱの縁にあったり、葉っぱの先っぽにあったりとか、葉っぱも付き方並び方が少しづつ違うようで、これから、いろんなシダを観察しての勉強かな・・・と思いました。

タチツボスミレの群落がありました。

このスミレの特徴は托葉が魚の骨のようになってると、教えていただいてナルホドです。



キハダの木の下で参加者全員の記念写真を撮っていただきました。
キハダは薬用(和漢薬・黄柏)として、以前、この辺りでは栽培されていたようです
奈良県吉野の「和漢胃腸薬の陀羅尼助丸」が有名です。


笠置温泉下の川沿いの道では、山の斜面に群生している、ちっちゃくて可愛い白いお花が私たちを出迎えてくれました。



「スズシロソウですよ」って教えていただいて
「スズシロって、大根繋がりでハナダイコン?でしょうか?そうじゃないのですよね、ハナダイコンは薄紫色ですものね」
「当たらずとも遠からずですよ、花がダイコンの花に似てますからね・・・・・」


ユキワリイチゲ



「わっ!わぁ~~」が感想です。

【おまけ】

PhotoStory13.15笠置周辺.wmv



タネツケバナ(種浸け花) アブラナ科
ネコノメソウ(猫の目草) ユキノシタ科
ヒメウズ(姫烏頭) キンポウゲ科
キランソウ (金瘡小花) 別名:ジゴクノカマノフタ. シソ科
ムラサキケマン(紫華鬘) ケシ科
ヤマスズメノヒエ (山雀の稗)イグサ科
キュウリグサ(胡瓜草) ムラサキ科
マキハブラシノキ(槙葉ブラシの木)
ハコベ(繁縷、蘩蔞)ナデシコ科
カテンソウ(花点草)イラクサ科
ユズリハ(楪、交譲木または譲葉)ユズリハ科



笠置周辺の川原(木津川)には大きな石がゴロゴロ



JR笠置駅前には巨石を転がして云々・・・・・という元弘の変の戦いのモニュメント?があります。