【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

絵手紙:ミニ下駄・線香花火・グラジオラス~2010-7~

2010-07-28 | 絵手紙
『ミニ下駄』


右向きでも左向きでも、お好きなほうで
鼻緒を少し持ち上げときます。
描いてると大きな弁当箱のようになるんですが、仕上がると下駄になります。
まず、鼻緒から描きます
鼻緒は編んでいるようになってますが、ちょっと難しかったら紐のように・・・でも結構です
板のところ、端は平行になるように、でないとつじつまが合ってきません
厚みがあります、厚みの上のほうでも平行になるようにしないと、おかしいですよ。
鼻緒のところの穴も描きます。
もう片方の下駄も・・・
鼻緒があって、下駄の外側、これも平行ですよね、穴があって・・・・・
鼻緒の模様ですけど、筆を短く持って、これって組み紐になってるんですけど、その通りだと難しいので、縞模様とかでもいいですよ。
このままだと、大きな弁当箱みたい、木目をススーと入れます、すると、下駄らしくなりますね。(先生は四角い男物のミニ下駄でした)

色は単純ですよ
女物のミニ下駄の方は、薄墨でうす~く、うす~く、しゃしゃ~~っと白く残すところはたっぷり、角とかお尻のところは少し濃くしてもいいですね。
鼻緒はパキッと、濃く効かせて。



『線香花火』


ハガキの真ん中に真っ直ぐ入れない(描かない)ですよ、紙を半分に分けてしまうようになるんで、面白くないですからね。
くくってるところからやと、描きやすいかなと、思うんです
にぃ、しぃ、ろぉ7本入ってますけど。本数は気にしないで、見えてくるとこだけ・・・・・
こよりでよってるので、スジを入れてもいいですね。
束ねたところから、ヒューと描きます、細いんですよね。
上のヒラヒラが折れ曲がってるんですよ、反(かえ)りの部分が苦手・・・
真っ直ぐにならなくても良いですよ。
火薬のところは臙脂(えんじ)、朱も結構可愛い色なんで・・・
ヒラヒラは紅梅
薄い色を全体に入れとかれてね、濃くする時にね、ここ濃くしたら、ここ薄く・・・という具合に。
塗りこめないでタップリ白残し。
紫、紅梅、鮮光黄(せんこうき)→きいろと、彩色してゆきます


さだまさしさん「線香花火」
You Tubeでご覧になれます。

詩・曲 さだまさし

     ひとつふたつみっつ 流れ星が落ちる
そのたびきみは 胸の前で手を組む
よっついつつむっつ 流れ星が消える
きみの願いは さっきからひとつ
きみは線香花火に 息をこらして
虫の音に消えそうな 小さな声で
いつ帰るのと きいた


あれがカシオペア こちらは白鳥座
ぽつりぽつりと 僕が指さす
きみはひととおり うなづくくせに
みつめているのは 僕の顔ばかり
きみは線香花火の 煙にむせたと
ことりと咳して 涙をぬぐって
送り火のあとは 静かねって

きみの浴衣の帯に ホタルが一匹とまる
露草模様を 信じたんだね
きみへの目かくしみたいに 両手でそっとつつむ
くすり指から するりと逃げる
きみの線香花火を 持つ手が震える

揺らしちゃ駄目だよ いってるそばから
火玉がぽとりと落ちて ジュッ


『グラジオラス』


夏の花です、ウチのはもう終わったんですが、咲いているのを花屋さんに探してもらいました。
「咲いているのは嫌がられるんですよ」っておっしゃってました。

今日はねグラジオラスをたっぷり描いてもらいます。

まず、巻紙にド~ンと描いてもらい、次に短冊に割り箸で描いてください
上をどこまで入れるか考えて、正面向いてる花から描いていきます。
蕾もちょっと入れてやるといいですよ、色は蕾のほうがちょっと濃いですね。

オシベは臙脂でパキッと・・・
花弁はお好きな色で、このままだったら、黄色をうんと薄くして上朱(じょうしゅ)を混ぜてグラデイションをつけます。
上に行くお花ほど、上朱(じょうしゅ)を濃くしていきます

ピンクとか黄色とか一色のときは真ん中うす~く、うす~く縁を濃くしてください、でないとしつこくなりますから。

短冊に割り箸で描くときは下敷きを外してください