【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

チュウシャクシギ&ハクセンシオマネキ

2013-05-03 | 野鳥
「カメラはもう修理に出しましたか?近いうちに大阪湾の干潟に行くつもりです。」
と、鳥撮り仲間さんからお誘いアリ・・・
ちょうど、わんちゃんの「鳥も撮れるよ」のカメラが不調、取りあえずカメラのキタムラで診断してもらって・・・
何のことは無い、わんちゃんのカメラでの設定ミスでした。
「それじゃぁ明日、天気も良さそうだし泉南の海に鳥を見に行きましょう」ということで、大阪湾に注いでる河口の干潟に行ってきました。

チュウシャクシギ(中杓鴫)チドリ目シギ科


「南の越冬地と北の繁殖地を行き来する時に日本に立ち寄る旅鳥で、季節的に春は4~5月、秋には9~10月なんだけど、どういうわけか秋にはあんまり見かけず春に多く見かけますね」っと教えていただきました。

なんと、くちばしの長いこと頭の約2倍も?
蟹が大好物、カニはチュウシャクシギを見かけるとすばやく巣穴の中に潜ってしまいます、けどこの長いくちばしで巣穴の中のカニを捕まえてしまいます。











この泉南の干潟で珍しいカニの居るところに・・・
「そのカニってあれかな?」って指を指した途端、み~んな巣穴に潜りこんでしまいました。


ささっと潜り込んだ巣穴に矢印をつけてみました、巣穴はもっともっと・・・
ハクセンシオマネキ(白扇潮招)エビ目(十脚目)スナガニ科
しばらくそぉ~っと待ってると出てきましたね、何事もそぉ~っとそぉ~~っと・・・
撮りたいカニの所へ近づくのも、カメラを構えるのも、そぉ~っとそぉ~っと。






大きさは2㎝ほど、その体以上の大きさの白いハサミを持っている。大きなハサミを持つのはオスのみで左右どちらかだけが大きく、他方はとても小さくそちらでエサを採る。
ウェービングと言うハサミを大きく振る行動、。名前もここから来ており、白い扇を振って潮を招く様に見えることから、この名前がある(白扇潮招き=ハクセンシオマネキ)
愛知県以西の太平洋岸、四国、九州、朝鮮半島南部沿岸に分布する。河口付近の満潮時に水に浸かるくらいで、干潮時にも乾燥しない干潟に、ある程度の集団で個々に巣穴を作り生息する。環境省レッドリストでは絶滅危惧種に指定されている。
生息数減少の一番の原因は、河岸をコンクリートで固めてしまったり、浚渫工事や環境汚染もある、っと言われてます。干潟はさまざまな生物の生息地、開発や水害対策との兼ね合いが難しいですね。



ハマシギ

シロチドリ

アオサギ


海辺に咲いてる花たちに続く