【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

「大阪府南部の海岸をあちこち」

2013-05-19 | 折々の花

大阪湾に注ぐ河口の干潟に鳥撮りに行った時 ➱こちらわんちゃん的にはちょっと珍しいお花たちに出合ったんですよ

ハマダイコン(浜大根)アブラナ科


去年のこと、内灘海岸(日本海)のイソスミレに逢いに行った時 ➱こちら傍に咲いていたのがハマダイコンでした。
白い花びらにうっすらうっすら紫ともピンクともが印象的でした、泉南のハマダイコンもちょうどそんなカンジです。

ナルトサワギク(鳴門沢菊) キク科



原産地:マダガスカル

背丈はわんちゃんの膝ぐらいでした、撮ろうとカメラを低く構えたらナルトサワギクの向こうに青い海が広がっていた

コモチナデシコ(子持撫子)ナデシコ科

原産地:ヨーロッパ
これで精いっぱい咲いてるんですよ

ハマナス(浜茄子)バラ科


♪しれ~とこ~の みさ~きに はまなす~の さく~ころ♪っと・・・
わんちゃんが初めてハマナスに出合ったのはなるほど北海道でした ➱こちら
泉南(大阪湾)で・・・とはビックリ

ハマヒルガオ(浜昼顔)ヒルガオ科




つる性多年草
北海道~九州の海岸の砂浜に生える。砂の中に白色の地下茎を長く伸ばしてふえる。



シロバナマンテマ(白花マンテマ)ナデシコ科
原産地:中~南ヨーロッパ
図鑑では「全体に長毛と腺毛が混生する」と載ってるんであらためて撮った写真をジックリと・・・
ナルホドです。
ツボミオオバコ (蕾大葉子) オオバコ科
原産地:北アメリカ
大型植物の少ない荒地や草地に群落をつくる、
「ツボミオオバコの花の多くは花冠を開くことなく、始終直立した(つぼんだ)ままの花だ」というところから、この名がつきました、っと。
花が咲いているようなカンジもするんですけど・・・

ツルナ(蔓菜)ハマミズナ科(ツルナ科ともいう)

別名:ハマヂシャ(浜萵苣)

葉っぱは古くから食用にもされている、沖縄県では「ハマホウレンソウ」とも。
わんちゃんも試しに、ちょっとしがんでみたら、ほんのり塩味が・・・けど、シュウ酸を含むので食べるにはゆでて水さらしするのがよい、とも。

カラスムギ(烏麦)イネ科


原産地:ヨーロッパ~西アジア
日本では史前帰化植物として存在し、野生種のカラスムギを栽培化した穀物がエンバクである、といわれている。
植物の名称に「カラス」や「イヌ」と付けるのは、それが人間の食用には適さない植物であるという見方によることが多く、このカラスムギもその1つである。しかし実際は食用に適しており、欧州や中東では栽培化以前にも野生種が利用されていた。日本では麦自体が広まったためにカラスムギまで利用する必要がなかったとされる。但し飢饉の際は稀に食された。稲作以前は採集食物として、また原始的栽培食物として利用されていた可能性もある。




ナヨクサフジ(弱草藤)マメ科
原産地:ヨーロッパ
在来種のクサフジよりもナヨナヨとしてるから、って。けど、繁殖力はスゴイらしい。
飼料用として導入されたのが、野生化した。

ベニバナツメクサ(紅花詰草)マメ科
原産地:ヨーロッパ~西アジア
我が国へは明治時代に観賞用や牧草として入ってきました。
ベニバナツメクサの名前は明治のころガラス器などの運搬時に破損を防ぐために詰められたシロツメグサに似て花が紅色だから・・・っと思われます
ベニバナツメクサは園芸植物としても
クリムゾンクローバー(crimson⇔深紅色)、ストロベリーキャンドル、ストロベリートーチ等々、花が咲きかけの頃は、パッと見、イチゴに似てる?確かに。



オッタチカタバミ (おっ立ち傍食) カタバミ科
原産地:北アメリカ
「オッタチカタバミですよ」っと教えていただいてナルホド花はカタバミとよく似ているのですが、全体を見るとカタバミは茎が地をはい、オッタチカタバミは確かに茎が立ち上がっているので。 
はじめ、立っているか立っていないのかの違いは生えている場所かな?とか、咲いてる時季によるのかな?と思ったんですが地をはっているか立っているかで名前が違うなんて…

カワヂシャ (川萵苣) ゴマノハグサ科
カワヂシャは川辺に生え葉がキク科のレタスの類のチシャ(萵苣)に似ていて若葉が食べられる事から。
初めてカワヂシャに出合った時、花があのオオイヌノフグリにソックリと思いました
オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)オオバコ科とカワヂシャ(川萵苣) ゴマノハグサ科は属(クワガタソウ属)が同じだった・・・

↑の属と科についての最新情報、そよかぜさんよりいただきました
カワヂシャもオオイヌノフグリもクワガタソウも同じ属ですから、属の上位にある科は、もちろん同じです。
これらは従来ゴマノハグサ科に分類されていましたが、近年分子レベルでの類縁関係の研究が進み、その結果、オオバコ科に移されることになりました。 ➱詳しくはこちら


タチイヌノフグリ(立犬の陰嚢)オオバコ科 クワガタソウ属
原産地:ヨーロッパ
花の大きさ:4~5mm
オオイヌノフグリに似ているが、茎が直立しており、和名の由来となっている

ヒメブタナ(姫豚菜)キク科
原産地:ヨーロッパからアフリカ北部
ブタナにそっくり、けど、ブタナより小型、ブタナの花期は6~9月、ヒメブタナは、3~5月。ブタナの葉には毛が生えていますが、こちはほぼ無毛で、ケナシブタナ(毛無豚菜)の別名があります


「雑草のうた」   鶴岡千代子
せっかく 花を さかせても
せっかく 葉っぱを ひろげても
ふりむいていく 人はない
   それでも 平気さ みんなして
   むんむん草むら つくってく

どんなに のどが かわいても
どんなに ほこりを かぶっても
水など くれる 人はない
   それでも 平気さ 上むいて
   のびたいほうだい のびていく

オオバコ ハコベ ヒメジョオン
ちゃんと 名前が ついてても
よびかけてくる 人はない
   それでも平気さ いつだって
   きらきらしながら 生きていく

↑道草さんからいただきました

アカクラゲ


ミズクラゲ(水海月)


海岸の石ころの中にクラゲが居ました、大きな波にのせられてここまで来たんでしょうね、次に大きな波がここまで来るとは限らない、身体の95%以上が水分と教えていただきました「じゃ、次に大きな波が来ないとこのクラゲたちは・・・?」「そういうことになりますね」

大阪府南部の海岸のそばの景色