【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

替え歌あれこれ

2013-09-07 | 映画・演劇・ミュージック・コンサート
曲のタイトルをクリックしていただくと、その曲の歌が聴いていただけます
♪フニクリフニクラ♪
この歌は1880年、イタリアの登山鉄道を宣伝するために作られた世界最古のコマーシャルソングと言われています。
歌詞はナポリの方言で書かれていて男が登山電車に乗りながら想いを寄せる女性に告白するかどうかを悩んでいてなかなか決断できないでいるっという歌です。
イタリア人らしいな実に大らかと言うかなんというか日本人との悩みとはちょっと違って悩んでる風にはみえないですね、日本での替え歌は特にお子ちゃまたちに大人気・・・

♪鬼のパンツ♪
面白楽しい歌ですねぇ、
この歌はNHKおかあさんといっしょの中で歌われてました。

♪リパブリック賛歌♪
南北戦争時代に作られた北軍の行進曲でしたが後にアメリカを代表するアメリカ合衆国愛国歌となりました。
リパブリック賛歌が日本に伝わるとこんな替え歌が

♪ごんべえさんのあかちゃん♪ 
同じ曲とは思えないです
アメリカでは荘厳な愛国歌、海を渡ると♪ごんべえさんのあかちゃん♪に・・・
アタマがやわらかいっというか、感性が豊かっというか、ただの物まねでは終わらないぞっという日本人。
元歌のリパブリック賛歌は世界中で替え歌が作られています、
イギリスでは香川真司選手が所属しているサッカーのマンチェスターユナイテッドで応援歌として歌われています。
もう一つヨドバシカメラでもお馴染み・・・

♪聞け万国の労働者♪
1922年(大正11年)に行われた第三回のメーデーで初めて発表されました
行進曲のようなイメージがします、それもそのはず実際にメーデーでデモ行進する際に歌われました
戦後も労働運動や学生運動が熱心なころにはよく歌われていました。
今の団塊の世代よりちょっと上の世代の方々にはお馴染みでしょう

実はこの♪聞け万国の労働者♪は替え歌で元歌は
♪歩兵の本領♪
実はこの歌も替え歌です
元歌のルーツをたどると、1899年明治32年に発表された軍歌♪小楠公♪という楠木正成の嫡男正行(まさつら)を歌った歌にまで行きつきます。

♪小楠公♪
明治から昭和の大戦までは軍歌が歌謡曲と同じように誰もが口ずさむことができたということがあって労働運動も何より組織の結束が大切。行進曲のリズムがピッタリだったような・・・

♪ズンドコ節(街の伊達男)♪
ズンドコ節の元歌は海軍小唄という流行歌でした、戦地に赴く男たちが本音を歌ったモノが戦後間もなく田端義男さんによって伊達男の恋を歌ったことで大ヒットしました。
以来、ズンドコ節の替え歌がドンドン発表されてます♪旭のズンドコ節♪、♪ドリフのズンドコ節♪、♪きよしのズンドコ節♪等々・・・

断然! ♪きよしのズンドコ節♪

あの歌もこの歌も実は替え歌だった、日本だけなんでしょうか?
かっての日本の民謡は歌う人がそれぞれ歌詞を作って歌ってました、昔は著作権の意識も無かったため、♪小楠公♪のように軍歌や労働歌になっても作詞した人が軍隊や労働組合に抗議したと言う話は残っておりません。日本人が口ずさんできた歌には遊び心のあふれた替え歌がたくさんあるって・・・

【おまけ】
見て下さい。「ハシラサボテン」

20年近く前になると思いますが、10センチくらいのを買ったんです。
サンルームに置いてあり、思い出した頃に水をやってました。
それが今では1.5㍍くらいに成長。
今年初めて、「花」が・・・

子供がくっついているみたいに見えませんか?。
なんだか可愛い(笑)。
嬉しくて、開くのを楽しみにしていたんですが・・・

ご覧の通り
次に期待です。いつの事やら・・・
「わんちゃんに見て頂こうと思いました」っとの、
うさこさんからのお便りです