【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

2013-12-01 | 日記
「カキ、もろてん」っと袋いっぱいに入ってるのを持って帰ってきた長男。
柿大好きのわんちゃんは素早く皮を剥いていただきました、
「コレって、もうちょっと、追熟かけなアカンね」
「そうや、しばらく置いといてから食べてって言うてはった」
「・・・・・」
しばらく置いておくと、柔らかくて甘いのがいただけました。



この柿を、ほぼ食べ終わりかけた頃、グラウンドゴルフ繋がりのHさんが「わんちゃんこの前の柿(長男がいただいてきたのとはベツモン)どうやった?」「美味しいでしたよ今年初めて口にした柿でしたモン」「同じ人がね、またくれはってん、庭で生ってる柿やから売りモンみたいにキレイやないけど味はイケルって言うてはった、試合の帰りにウチに寄って」っとこの前のグラウンドゴルフの試合の日、終わってから、Hさん宅に寄らせてもらいました。
「好きなだけ持って帰って」「いいんですか?好きなだけって?」っと遠慮がちに袋に入れていると「遠慮せんと、もっともっと持って帰り」っとおっしゃるんで「じゃぁ」っと・・・
袋にズッシリといただきました。

突然ですが柿について
全国の生産量の中で一番多いのは和歌山県でその次は奈良県、この2県で全国生産量の45%を占めてます、関西には非常になじみの深い果物だと言えますね、柿には木の上で生って収穫後そのまま食べれる甘い柿と渋抜きをしないと食べれない渋柿とがあります、店頭に並んでるのは全て渋味の無い甘い柿ばかりです。じつは渋柿もたくさん販売されてるんです、和歌山県の刀根早生柿(とねわせがき)はそのままでは食べれなくって、渋抜きをされて出てきてるんですね、渋抜きの方法はいろいろとあるんですけど、今はアルコールや二酸化炭素で渋抜きをしてるっと教えていただきました。
基本的には市場では渋のある柿は取り扱ってはアカンのです、なんで売り場では渋い柿はまず無いでしょう。今の時季に出回っいる果物の中ではビタミンCの量がトップクラス(ちょっと意外!)
風邪の予防と美肌効果もあるしいいことずくめ。
柿の皮を食べる人はあんまり聞いたことないですがベータカロチンがかなり豊富にあるって・・・できれば無理ない程度に皮ごと食べるといいですよ。(柿を皮ごとですか?ちょっと・・・)
柿の渋味の成分をタンニンといいますが、このタンニンが渋抜きすることによって、不溶性(水に溶けなくなって)になって黒いゴマのようになって固まるのですが、そうなると渋くなくなります、このタンニンがアルコールを分解する作用がありますので、二日酔いに柿が良いっと言われるのがソコなんです、これからいろいろと飲む機会も増えてきます、飲んだら柿を食べる・・・ですね。
ドライフルーツを家庭で作るって聞きました、乾燥器を手元に置いてですね・・・柿の皮はパリッと乾燥させると美味しいそうですよ。

干し柿

干し柿っと言うと歴史が古くって、文献なんかでは平安時代からすでに記述。そのままでは食べれないので干して冬場の貯蔵食にっと言う形で食べられていたようです。干し柿でも種類は多く水分が50%程度の、生乾きだと、あんぽ柿、コレは、ゆで卵でいうと温泉卵かな?良く乾かしたもので水分25%以内だとコロ柿コレは固ゆで卵っというところでしょうか、
あんぽ柿の一番の産地は福島県なんですけども、実は原発の影響でこの2年間あんぽ柿の生産を自粛されてるんですよ、2年間休まれてましたが今年、生産を再開ということで全量、放射線の検査もされまして全く問題の無いのが市場に出てきます。
12月に入ってからになりますが、あんぽ柿の好きなお方は2年間福島からのが無かったんでさびしく思われていたでしょう、ぜひ福島のあんぽ柿を食べていただきたいですね。っと市場の関係者さん。

わんちゃんはこの干し柿が大好物、毎年、渋柿をお取り寄せ・・・







せっせと皮を剥いて吊るし柿にして年末になると美味しい干し柿をいただいてます。
吊るし柿の途中で柔らかくなったころ冷凍庫で保存しますと翌年のシーズンまで、いつでも甘い干し柿が美味しくいただけます。


去年の干し柿、コレで最後