【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

よろしおすなぁ 大事にしましょな 京ことば~祇園祭~

2015-07-16 | 京ことば
【コンチキチン】
「またコンチキチンの季節どすなぁ、あっ!言うてるうちどすなぁ」
コンチキチン言うのは、祇園祭のお囃子のことどすけど、祇園祭そのもののことも言い表します。そう、コンチキチン言うだけで揃いの浴衣着ぃはった、鉾町の男はんたち、団扇片手にばったり床几に腰かけて涼んではる町内のお人らの姿、おろしたての下駄はかしてもろうて、夜店に群がる子供らの嬉しそうな笑顔、そんないろんな情景が、スンと浮かんできます。コンチキチンいう言葉ひとつに変らへん京都の姿が込められてんのどすなぁ・・・

都大路に華麗な祭列 祇園祭「山鉾巡行」 2013.7.17


さて、2015年祇園祭山鉾巡行の日は台風11号で開催が危ぶまれていました。
早朝5:30「速報」京都祇園祭 2015 前祭 山鉾巡行は予定通り開催
こちら

朝から雨模様、グラウンドゴルフの練習はお休み、ウチでずっと、祇園祭をテレビ(KBS京都)でひとり鑑賞会

2015.7.18朝日新聞朝刊




【やんぺ】
「あれ?わんちゃん 宵山に出かけるのと違たん?」
「ふん。ニュース見てたらいっぱいの人出やし、やんぺにした」

「やんぺ」
可愛らしい響きの言葉どすやろ。
子供の頃、よう使こうた言葉で「やめる」が変化して「やんぺ」になったんどすなぁ。
出かけるのをやめる時、遊びをやめる時、又、何かをしていて「つかれたから もぅやめよう」というような時に使います。
皆で外で遊んでて、夕方になったから「もぅやんぺ」いうてそれぞれのお家に帰って行く。
日暮れどきの家々の灯りが見えてくるような、なつかしい言葉どす。

祇園祭宵山に出かけたことがありました ⇒こちら