【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

うさぎのミニおひなさま 2020-2-17

2020-02-19 | いちごサロン


2月はちりめんを使ったかわいいウサギのおひなさまの制作です。
しっかり座ってくれるので飾りやすいですよ。
① スタッフさんが裁断済み(有難いですね)


② お顔作成=直径4㎝の丸い型紙を布に写し円のとおりにぐし縫いして綿を詰めギュッと絞る


③ 「テルテルぼうずみたいやね」の声が聞こえてました


④ 耳を作る=返し口を残して細かくぐし縫い
(小さいのでひっくり返すのがタイヘンでした)


⑤ 頭の後ろにつける


⑥ 胴体を縫う=糸は二本どりで時々返し縫い、細かく丁寧に縫うのがコツ。
(木地がちりめんなのでひっくり返した時に縫い目が割れないように)


⓻ 長方形の厚紙を底に敷きペレットを入れる、
その上に綿を入れ形を整える(首の部分にリボンを結ぶ)


⑧ 手芸用接着剤で頭をくっつける。


⑨ 男雛に笏(しゃく)、女雛に檜扇(ひおうぎ)をくっつけて出来上がり


ここでそれぞれが持っている品について
男雛が持っている品から。
これは「笏(しゃく・あるいはこつ)」と呼ばれる細長い板状のもので、
威儀を正すために男性が持つものであるとされています。
「威儀を正す」とは、身だしなみを整え礼に沿った威厳ある所作を行うこと。
束帯を身に着けているときには、櫟(イチイ)で作られたものを用いることが常であったとされ、
笏を人物側に向けた持ち手には、儀式の際の進行や式次第などが
記載されることもあったそうです。
次に、女雛が持っている品ですが、
こちらは「檜扇(ひおうぎ)」という、木でできた扇です。
宮中で行われる行事のお作法などが記されていたほか、
女性が顔を覆う役割も担っていたのだそう。
平安時代、宮中では女性が人前においてみだりに顔を晒すことは、
あまり良いことではないとされていたため、
礼儀の一つとして用いられていたと考えられています。

作り終わってのお楽しみは


お茶とお菓子でおしゃべり三昧
「あれっ 抹茶ケーキですか?」「いいえ、メロンですよ」「ホンマやわメロンの味がするね、美味しいわぁ」
来月のお手本を見せていただきました。刺し子の敷物です。
「同じ日に申し込みましょうか」「そうですね」
送迎組と歩き組に分かれて「じゃぁ また来月ね」

【ちょっと寄り道】
『雨水』
立春から数えて15日後、今年は2月19日が『雨水(うすい)』にあたります。
雨に水と書いて『雨水』、雨水の由来は雪が雨に代わり、そして雪や氷が融けて水になる、という意味からこう呼ばれているそうです。この頃は近づく春の気配がより濃くなる時季で地面からは雑草の新芽などが顔を出し始め夕枯れの草木も徐々に蘇り始めます。
まもなく本格的な春がやってきますね。