【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

イシガケチョウ(石崖蝶、石垣蝶、Cyrestis thyodamas)チョウ目(鱗翅目)タテハチョウ科

2022-05-09 | 
ほぼ毎週火曜日には不動川公園グランドでアスピアグラウンドゴルフに参加のわんちゃんたち。
ハナミズキの木陰で休憩中、「わんちゃん、ほら、イシガキチョウが居るよ」「どこどこ?ホンマや、南方系の蝶々なのに何でこんなとこに居るんやろ?」
ハナミズキの花に埋もれてヒラヒラ。撮るには遠い、届かへん「写メして送ってもらえない?」

送っていただいたのが👇



イシガケチョウ(石崖蝶、石垣蝶、Cyrestis thyodamas)チョウ目(鱗翅目)タテハチョウ科
大阪市とその周辺の蝶⇒こちら

和名通りの石崖・石垣模様を持ち、ひらひらと紙切れが舞うように飛ぶ。吸水のために濡れた地面に降りる姿がよく観察される。とまるときはほとんど常に翅を開く。 多化性(昆虫の、1年に3回以上の世代を繰り返す性質。)で、成虫は越冬を終えた春から発生を繰り返し、秋遅くまで見られる。食樹はクワ科のイヌビワ・イチジク・オオイタビなど。卵は葉や芽に1つずつ産みつけられる。
南方系のチョウで、 その南方系のチョウが、地球温暖化の影響か、近年は少しずつ分布を北に広げつつあります。熱帯系のチョウの分布域の北上が止まりません。
かつては「珍チョウ」とされたイシガケチョウも近年、九州ではいずこも普通種となり、中国地方から近畿地方まで分布を拡大しました。
 約40年前では日本のチョウは約250種でしたが、最近出版されたチョウ類図鑑(原色昆虫大図鑑?, 2007)によると、321種が数えられ、そのうち熱帯系の種が約50種も増加しました。
 
【おまけ】
散歩道で咲いてた可憐なお花たち
セイヨウタンポポ(西洋蒲公英、学名 Taraxacum officinale)キク科タンポポ属
 
ヨーロッパ原産の帰化植物。環境省指定要注意外来生物。
日本の侵略的外来種ワースト100に選定されている。
日本の在来種とは外側の総苞の反る点が異なる。



ナヨクサフジ (学名:Vicia villosa)マメ科
ヨーロッパや西アジアに自生する植物である。飼料作物として栽培される。

ヘビイチゴ(蛇苺、学名:Potentilla hebiichigo Yonek. et H.Ohashi )バラ科 キジムシロ属
和名の語源については実が食用にならずヘビが食べるイチゴ
ヘビがいそうな所に生育する
イチゴを食べに来る小動物をヘビが狙うことからなど諸説がある。



セイヨウヒキヨモギ(西洋引蓬)ゴマノハグサ科
原産地:地中海沿岸 道端荒れ地に生育

アメリカフウロ(亜米利加風露、Geranium carolinianum)フウロソウ科フウロソウ属
北アメリカ原産の帰化植物。現在は全国の道ばたなどによく見かける


オオバコ(大葉子・学名:Plantago asiatica)オオバコ科オオバコ属の多年草。

高地から平地まで、道端などによく生える野草で、地面から葉を放射状に出して、真ん中から花穂をつけた茎が数本立つ。
葉は薬草として利用され、漢方薬でも使われている。
中国では車前草(しゃぜんそう)ともいうスモトリグサ(相撲取り草)の別名もある。

ノヂシャ (野萵苣、学名: Valerianella locusta )スイカズラ科 (またはオミナエシ科)ノヂシャ属


おもにサラダ用として生食する 。 チシャ(キク科)とは近縁ではない。