【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

続・窓ぎわのトットちゃん

2023-11-10 | 日記
「わんちゃん、お誕生日もうすぐやね、プレゼントをリクエストしてちょうだいマセマセ」
「うわ~~ おおきに、考えとくわ」
新聞の広告欄に「続・窓ぎわのトットちゃん」が載ってる。
1981年に刊行された「窓ぎわのトットちゃん」を手もとに置いて2~3回読み返したことがあった。
友達に貸してあげてたらいつの間にか行方不明になって残念に思ったことがあった。
何年かして自治会の役員をしたとき、廃品回収の本の束の中に「窓ぎわのトットちゃん」を見つけたときは感激やった、しかも全然汚れていない、新品同様、何で?読まれなかったのかなぁ。役員さんに、お断りして頂くことにした。本を繰って読もうとしたら「なんと、文字が小さい」即、本棚に戻した。
「そうだ、眼鏡(老眼鏡)をかければ良いのだ」

「窓ぎわのトットちゃん」は
東京都目黒区自由が丘にかつて存在し、著者の黒柳徹子さんが通学したトモエ学園を舞台に、徹子さん自身の小学生時代についてはもちろんのこと、トモエ学園におけるユニークな教育方法(リトミック、廃車になった電車を利用した教室など)や、校長である小林宗作氏の人柄が描かれ、また、徹子さんの級友も全員実名で登場し、その中でも初恋の相手に物理学者の山内泰二氏も登場する、完全なノンフィクション作品である。(Wikipedia参照)

お誕生日に、わんちゃんの手元に届きました。
「続・窓ぎわのトットちゃん」

「続・窓ぎわのトットちゃん」は今、読書中、昔は日の暮れもいとわずイッキに読めたけど、今や、ちょっとずつ読んでます。
続編では、東京大空襲の数日後にトットちゃんが青森に疎開したエピソード、疎開先へと向かうひとりぼっちの夜行列車の旅は、わんちゃんまでドキドキした。青森までの列車に乗り合わせたひとが良い人だった。
大好きなパパとの別れのシーンは、とてもリアルで引き込まれた。
NHKでの研修生時代、自分の個性に悩んだ姿はとても印象深かった。そうそう、あるある、みんな悩むのよね。
何よりも、いわさきちひろさんの絵が秀逸。挿絵の一つ一つに初版の年とかその絵のタイトルまで、あとがきに載ってました。

トットちゃんがさらに歳を重ね「続・窓ぎわのトットちゃん」の続きが聞きたいと切に願っている、わんちゃんがここに居る。

朝日新聞2023年11月11日朝刊24面に書評が載ってました。
評・藤田結子(東京大学准教授・社会学)こちら