「カラーね、今年も咲いたわ、もうあれから一年かぁ、早いね、この芍薬はね、一輪だけ咲いてるの、仏壇にお供えする前にちょっとこっちにね持ってきたの」と、見事に咲いてる芍薬。
「それって、アルストロメリアやね、確かお義母さんがお好きや言うてはったんやね」「そうなんよ」
Mさんはその三つとも巻き紙に上手に描いてはる。
わんちゃんは、カラーも芍薬も到底挫折が目に見えてるからスルー。
庭に咲いてるユキノシタとドクダミを描きました
Hさんは芍薬を巻紙に描いてから「うまく描けなかったからボツにするわ」
「え~上手に描けてるやんか、ボツにするねんやったら私にちょうだいませませ。」といただいたのよ。
あれからもう一年こちら
ニシタニから絵手紙届きました。
囃子詞(はやしことば)に「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」とありますが、これは美人を形容する言葉で有名ですが、その裏の意味(アナザーストーリー)は「生薬の用い方をたとえたもの」らしい。
立てばとはイライラする女性を意味し芍薬の根などに沈痛などの生薬効果があり煎じてのむとイライラが治るという・・・座ればとはペタント座ってばかりいる女性を意味し「お血」(おけつ)の病状がある女性を意味し、牡丹の根の皮などに血行をよくする効果があるとされている。・・・百合の花のように「ナヨナヨ」(弱々しいく)として歩いている女性を意味し、百合の根などの消炎、利尿、血行などの生薬、漢方薬として利用されている。
ところで、芍薬の芍(しゃく)は薬の意味がありクスリの薬・・薬の王様の意味らしい。ユキノシタやドクダミも漢方薬として珍重されています。
このように美人を形容するお花たちの多くは生薬や漢方薬として利用されているのは驚きです。
いつも綺麗な皆さんは健康的な皆さんでしょうか!!
それと、ブログのなかで「カラーも芍薬も到底挫折が目にみえてるからスル-」とありますが、これなんのコトですか??
カラーも芍薬も前に描いたことがあります、が、上手く描けなかったモンですから。