落穂日記

映画や本などの感想を主に書いてます。人権問題、ボランティア活動などについてもたまに。

ワルシャワ観光の交通事情、ワルシャワ中央駅で荷物を預ける

2019年07月15日 | Trip
6~7月にヨーロッパ旅行に行って、まだ旅疲れと時差ボケから回復できてないので、日本語のリハビリがてらブログ書いてます。

ワルシャワ観光の足といえばバスとトラム。

Google mapさえあれば、どこにいくにもどの交通機関のどの路線に乗ればいいかすぐわかるから便利だけど、ちょっとわかりにくいのがチケットの買い方と使い方だと思う。
日本のように行き先によって運賃を払うシステムとは違っていて、ゾーンと時間でチケットを買う。そしてバスも地下鉄もトラムもチケットは共通。

ワルシャワ中央駅の券売機。

ワルシャワ市内がゾーン1で郊外がゾーン2だけど(詳しくはガイドブックとか確認してください)、私はけっこう郊外の軍人墓地までいってもまだゾーン1だったので、通常の観光ならゾーン1でカバーできるんじゃないかと思います。
時間は1回券が20分、75分、90分。乗り放題が24時間、48時間、72時間などがあります。このへんも各ガイドブックに載ってると思う。

ここからが重要。
券売機がどこにでもあっていつでも買えるわけじゃない、というところが日本と全然違う。
もちろん駅に行けばあるけど、バス停やトラム乗り場には券売機がない、あっても故障してる、現金しか使用できない、英語表示が機能しない、近くのキオスクの店員さんが休憩でどっかにいっちゃってる、なんてことがあり得るわけです。

バスやトラムも車内で買えなくはないけど、混雑時はさくっとは買えない。やっぱ故障してる、なんてこともままある。
なので、チケットは券売機をみたら買っておく、というのがベターです。現地で知りあったポーランド人はパスケースの中に買いためたチケットを持ち歩いてました。

バス停近くの券売機。

これもさんざんいろんなところで書かれてますが、ポーランド含めヨーロッパの交通機関は改札がなくて、自分で最初の乗車時間を打刻します。バスとトラムの場合は打刻機が車内にあります。
たまに検札がまわってきて、チケットがない、チケットをもってても打刻してないと無賃乗車で罰金をとられますのでご注意ください。

車内放送は機種によってあったりなかったり、あっても英語は基本的にないです(ワルシャワ中央駅とワルシャワ空港だけ英語でアナウンスされてた)。ただし、最新機種のバスにはこんなすてきモニターも備えられてて、いまどこを走ってるのかすぐわかる。

 

これがバス停。4とか15っていうのが路線名。時刻表も掲示されてます。
私は方向音痴なのでしょっちゅう逆方向の停留所で待ってて、「あれ?バス来ない?」なんてロスをやらかしてました。トラムも乗っちゃってから逆方向行ってることに気づいたり。


こっちがトラム乗り場。
10とか17ってのが路線名。電光掲示板に、路線名と行き先と、到着までの残り時間が表示される。

バスもトラムも自動ドアじゃないので、降りたければ自分で開扉ボタンを押す。乗るときもボタンを押して開ける。
時間短縮のためか、乗客は降りる停留所の前で席を立ってドア付近に立って、停車前に開扉ボタンを押して到着を待ってます。日本のバスみたいに「バスが停車してから席をお立ちください」なんてルールはない。

さて観光客にとって荷物を預かってくれるところがあるかないかは大事な情報。
ワルシャワ中央駅にはコインロッカーも手荷物預かり所もあります。

ワルシャワ中央駅の手荷物預り所。

手荷物預り所は荷物1個につき24時間10ズオティ。コインロッカーはサイズによって12か14ズオティなので、1個にまとめられるなら手荷物預り所の方がお得です。クレジットカードも使用可。
預けるときに預かり証を書いてもらい、ピックアップ時に支払うシステム。場所は3つある連絡通路の真ん中の、インターシティのチケット売り場の隣なので、チケットを買う人が並んでるのが目印です。
ピックアップの手続きに3~5分程度かかるので、時間に余裕を持って引き取りにいくことをお勧めします。手続きが休みになる時間が1日に何回かある(各数10分程度)ので、預けるときにピックアップが可能な時間の確認をお忘れなく。

手荷物預り所の掲示。

今回、ポーランドとチェコとオーストリアに行ったけど、市内交通のシステムは3ヶ国ともよく似てました。
だからちゃんと動く券売機を見たらチケットを買っておく、打刻を忘れない、というのはこのエリアを旅するときは覚えておくといいかもです。

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