落穂日記

映画や本などの感想を主に書いてます。人権問題、ボランティア活動などについてもたまに。

どこいくねん

2008年06月25日 | diary
毎日新聞が謝罪、関係者処分 「低俗過ぎ」英文記事への批判で
「変態」記事に漫画家が抗議 毎日側の対応にネットで批判

ぐりは問題のMainichi Daily News自体を読んでないのでなんともいえないんですがー。
けどこの手のほぼフィクション的おもしろバカ記事って、けっこう他の新聞や雑誌でもよくありますよねえ。そーゆーの全部けしからんってことにしちゃったら、新聞・雑誌そのものがツブれちゃたりするんじゃないかなあ。大体、こんなの真に受けてる読者がいるとは思えませんし。いたからどないやっちゅーの。
毎日はMainichi Daily Newsが英語サイトだから処分したのかな?そこんとこ実際どーなんでしょーね?もしそーだったら笑えるわー。だって日本語サイトと英語サイトの間に壁なんかないもんねえ。海外のネットユーザーでも日本語で日本のサイトみてる人、いーっぱいいるもんね。日本語サイトをみてるのは日本文化を解する日本語ネイティブだけって思いこみが未だにあるみたいだけど、その発想戦前から止まってますて。
まあどっちにしても、ジョークの通じん世の中ってサムいわー。


マスコミの歪曲報道をただした市民メディア 報道に疑問感じたら自分で調べることが大事
報道に疑問感じた毎日新聞社にも電話取材 マスコミの歪曲報道をただした市民メディア(2)

本文中にとりあげられてる記事はこちら。
不適切発言:「9・11テロは米の自作自演」中学教諭、発言 神奈川・藤沢

この記事のどこがおかしいかってのは上のリンク先でもわかるんだけど、大雑把にまとめると
1)学校がPTA役員に謝罪した事実はない。
2)抗議の電話をかけたのは生徒とは無関係の第三者。
3)記者は当該中学、校長、担当教諭、授業に出席した生徒のいずれにも取材をしていない。
の3点ということになる。
つまりー、授業内容をほとんど把握もせず、どっかの誰やらのタレこみと市教委のコメントだけで記事をデッチアゲたってワケ。

いちばん笑えるのは、問題の授業のテーマが「マスコミ報道を鵜呑みにするのではなく、自分で情報収集し自分で考える“メディアリテラシー”」だったのに、それをネタにしてさらに「マスコミ報道は鵜呑みにできない」事実を自ら上塗りしちゃってるってとこですね。
爆笑してもええんとちゃいますかね、これ。
しかし一般市民が学校に電話して校長にウラとってんのに、それすら毎日の記者はやらずに堂々と記名入りの記事にしちゃってるのも意味不明なり。
いちいち威張る前にやることちゃんとやりなよってカンジっすー。


薔薇空間展にて。

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