『バベル』
<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=htsmknm-22&o=9&p=8&l=as1&asins=B000UDNQZS&fc1=000000&IS2=1<1=_blank&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>
観たくてみたくてしょうがなかったので、観れて大満足。
うん、期待通り。おもしろかったです。「おもしろい」ような話ではないけどね。前評判ボロカスだったし(爆)。
確かに一見すると観客に対して不親切に見えるところもないことはないし、テーマも展開もヘビーだ。けどここに描かれているメッセージは誰かがいわなきゃいけないことだし、いうとすればこういう形もひとつの選択肢としてアリだとぐりは思う。
タイトルが象徴するように、人が神の怒りに触れて言語を分かたれ、文化や民族の壁によって隔てられている、その壁の悲哀が物語の軸になってはいる。だが全体を通してみてみると、人と人とがわかりあえないのは、決して人種や国や宗教のせいではないことがわかってくる。
いっていることがわからなくても、肌や目の色が違っていても、人と人は必ずわかりあうことはできる。わかりあえると信じ、心を開いて、互いに共感しあえるように歩み寄れば、それは決して不可能ではない。
逆に、ひとつ屋根の下に住む家族、血を分けた親族であっても、わからないと決めつけてしまえばわからない。わかりたいと念じ、わかろうと努力することが愛であり、人は愛あればこそ生きていける。
エンディングでそのことがハッキリわかる。
それとこの物語のもうひとつのテーマは「銃の暴力」。
たった一挺のライフルから放たれた弾丸1個が、あらゆる人を不幸と混乱に突き落とし、家族を崩壊させ、国際問題にまで発展していく。ある意味ではこの映画の主人公はこのライフルでもあるのだ。
ギジェルモ・アリアガのシナリオはやっぱいいですねー。すばらしー。
キャスティングもよかったです。有名なヒト(ブラピとか)もいいし、無名の人(素人含む)もよかった。坂本龍一の音楽も毎度のことだけどいい。
結構長い映画だし、時制をかなりいじってあって観るのに集中力を要する映画ではある。ただ観るだけの価値はちゃんとあります。少なくとも「観た」だけでなんか達成感みたいなのはあります(笑)。内容も濃いし、深いし。
ぐりはもっかい観たいっす。
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観たくてみたくてしょうがなかったので、観れて大満足。
うん、期待通り。おもしろかったです。「おもしろい」ような話ではないけどね。前評判ボロカスだったし(爆)。
確かに一見すると観客に対して不親切に見えるところもないことはないし、テーマも展開もヘビーだ。けどここに描かれているメッセージは誰かがいわなきゃいけないことだし、いうとすればこういう形もひとつの選択肢としてアリだとぐりは思う。
タイトルが象徴するように、人が神の怒りに触れて言語を分かたれ、文化や民族の壁によって隔てられている、その壁の悲哀が物語の軸になってはいる。だが全体を通してみてみると、人と人とがわかりあえないのは、決して人種や国や宗教のせいではないことがわかってくる。
いっていることがわからなくても、肌や目の色が違っていても、人と人は必ずわかりあうことはできる。わかりあえると信じ、心を開いて、互いに共感しあえるように歩み寄れば、それは決して不可能ではない。
逆に、ひとつ屋根の下に住む家族、血を分けた親族であっても、わからないと決めつけてしまえばわからない。わかりたいと念じ、わかろうと努力することが愛であり、人は愛あればこそ生きていける。
エンディングでそのことがハッキリわかる。
それとこの物語のもうひとつのテーマは「銃の暴力」。
たった一挺のライフルから放たれた弾丸1個が、あらゆる人を不幸と混乱に突き落とし、家族を崩壊させ、国際問題にまで発展していく。ある意味ではこの映画の主人公はこのライフルでもあるのだ。
ギジェルモ・アリアガのシナリオはやっぱいいですねー。すばらしー。
キャスティングもよかったです。有名なヒト(ブラピとか)もいいし、無名の人(素人含む)もよかった。坂本龍一の音楽も毎度のことだけどいい。
結構長い映画だし、時制をかなりいじってあって観るのに集中力を要する映画ではある。ただ観るだけの価値はちゃんとあります。少なくとも「観た」だけでなんか達成感みたいなのはあります(笑)。内容も濃いし、深いし。
ぐりはもっかい観たいっす。