百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

適度に満足

2012年05月24日 | 千伝。
今日は、アメリカ合衆国へ出かける家内を、小松空港まで見送ってきました。

しばらく、独り暮らしです。

家族という絆は、独りになると否応無く身近に想うもののようです。

家族という存在は、大きな充足感をもたらしてくれる時も、重く感じる時もあります。

過度に期待すれば、不満な気持ちになることもあります。

今日は、送迎デッキに上がって、飛行機を眺めながら考えていました。

便利が、幸福に繋がるとは思いません。

同じく、不便が、不幸に繋がるとも思いません。

日本の生活保護者が、210万人を超えたとか・・。

学校にも行かない、仕事もしない、何もしない日本のニートと呼ばれる若者が、100万人近くいるとか・・。

合せると、それだけで広島県の人口よりも多い日本の現実です。

豊かな日本です。

豊かな国民です。

電力の大消費地である関西地方が必要がないと言うならば、福井県は、大飯原発の再稼動も供給をする必要もないでしょう。

必要とされることが、幸福なのかもしれません。

妻へ。

がんばりなさい。

適度に満足。