ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

憂国忌

2016年11月25日 | 空木宝剣
潮騒や 神島めぐり 阿漕まで

♪ 物の名も 所によりて
変わりけり〜
難波の蘆の浦風も
此処には伊勢の濱荻の
音を変えて聞き給え〜
藻塩焼く 煙も今は絶えにけり
月見んとての 海士の仕業にと
許され申す
海士衣 敷島により来る人なみに
いかで洩るべき〜 (謡曲 阿漕より)

あの日も青天だった。
力道山より一つ若い三島由紀夫 (1925〜1970)の切腹も、青天の霹靂だった。