ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

桜と楓。

2016年11月26日 | 百伝。
紅葉の時季には、桜は、まったく目立ちません。

楓が、主人公となるようです。



今朝の新聞のトップ記事には、年金抑制法案採決という文字が躍っていました。

日本政府は、近い将来に備えて、年金受給年齢を67歳、68歳へと引き上げる算段なのでしょう。

先日、某金融機関が主催する「年金セミナー」なるものに参加させていただきました。

還暦となる同年代の方が多く参加されていました。



現在は、月20万円貰える年金受給者は、ほとんどいないとのことでした。

・・記憶が過ぎる思い出があります。



30数年前のお正月、父が、家族、身内親類に囲まれて自分の「還暦祝い」を我が家で催したこと。

当時は、僕の給料よりも少ない父の年金金額を知り、両親の年金生活に同情が入り混じったものです。

ところが、あれから30数年・・当時の父の年金受給額よりも少ないのが、現在働いている還暦年代の給与水準です。

・・分かり易い例を挙げるならばです。

介護職の給料の二倍ほど、寝たきりの高齢者が年金を得ているという日本の現実です。

勿論、日本の高齢者の収入格差は、拡がるばかりです。

何だか・・不可解な面持ちです。



日本は、一体全体・・どれぐらいの金庫、宝が、地下に眠っているのやら?

先日、来日したノーベル平和賞を受賞されたナントカ女史の国ミャンマーに数千億円の金を援助。

フィリッピンの大統領が来日した際にも、数百億円の援助金をポンと差し出す安倍政権。

この件・・誰も批判しないのは、何故?

桜のような美しい日本を海外へアピールするための特別会計からの支出だからでしょうか?

それに比べて、国内へのバラマキは、野党から猛反対・・冬まじかの楓のような一般会計の支出だから?

・・分かりません。



博多駅前の道路陥没のように、日本の地の底には何があるのか?・・さっぱり分かりません。

一週間で元通りにしたと世界は称賛したけど、二度、三度も同じように道路陥没したあとの、またの事故。

あの福岡の街は歩いてみれば分かりますが、とりわけタワーマンションも建つ百道エリア界隈の道路は、凸凹だらけです。

勿論・・人間誰だって、自分の寿命なんて分かりもしない。



どうして、広島県で生まれて、福井県で暮らしているのかも・・分かっているようで、何も分かりません。



ただ、上の立場の人間がしっかり把握するならば、都市機能の寿命、限界集落の寿命やら、それに伴う日本の金の動きも予測がつくのでは?

日本には、桜前線やら紅葉前線を予報する能力が備わっています。

海外へのアピール(桜)も大事でしょうが、今、国内へのショウアップ(楓)をしっかりと今、行わないと・・日本の未来は、明るいとは言えないでしょう。

ちなみに、カナダの国旗は、メープル(楓)模様です。