ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

百島ベントレー。

2017年10月10日 | 百伝。

昨日、無事帰福。


百島では、いつも早起きです。

昨日の朝、父の手作りの庭を眺めながら、父を思い出していました。

この頃、自分と父の人生をよく比較してしまいます。



父は若い頃から、池を掘ったり、芝生やタイル張り等々の左官、大工、電気配線、井戸水・水道管廻り・・船乗りの父が、全部、自分で行っていたのかと思うと、驚きの一言に尽きるのです。

・・金木犀。



・・銀木犀。



香りを競い合わせるように意図的に並べて植えたのは、父の楽しみだったなのでしょう。

恥ずかしい話ですが、香りの強い金木犀ばかり見て、銀木犀を気にかけた事がありませんでした。

お盆、お彼岸も帰省していないので、早朝、父のお墓参りに出かけました。

合掌。



泊の墓地の海を眺めたあと、百島一周道路で海老呑地区まで。



このあと・・大変な道に変わっていました。



対向車が来ると、すれ違うのが困難、前にも後ろにも動けないくらい、道が狭くなっています。

いずれは、車が通れなくなるぐらいのジャングル状態になっているはずです。

イノシシやタヌキには、天国極楽状態なのかもしれません。

アレコレ思いながら、道端で「たぁ兄やん」に会い挨拶。

若い頃は、父と一緒に船に乗っていて、父のことをキャプテンと呼んでいました。

その後、外航船の船乗りとして、地球をぐるぐる世界中の港を巡っていました。

今はエベレスト踏破の登山家の三浦さんに風貌が似ていて、幼い頃からずっと元気を貰っています。

感謝。

朝8時半のフェリーで、百島を発ちました。



実家を出発する時、偶然、道の前を近所の京泉さんが、通り過ぎて行くところでした。

お元気そうで何より、感謝です。

福田桟橋は、活気がありました。



桟橋の近くには、外国人モデルのような方が使用するような斬新なトイレも工事中でした。



その予算・・ちょっと一部だけでも、百島周回道路の草刈り事業に補填、どうでしょうか?

常石に上がり、福山への道中・・何人ものサイクリストと遭遇。

交通安全・・専用道路、道幅、道筋、道は大事です。

そんなことを思いながら、山陽道高速路に乗り、一路福井へ。

途中、サービスエリアで駐車すると、すぐ後ろにナント!

少年のような眼差しでお願いして、記念に写真一枚を撮らせて頂きました。




このビンテージ・ベントレー車のオーナーの方のように、僕自身が気力も財力も持ち合わせていないのが残念ですが、とても嬉しい気分になりました。

北陸自動車に入り、「恋人の聖地」でもある杉津パーキングエリアで休息。



今、我が家で、寛いでいます。

カズオ・イシグロさんの処女作品・・どこを探してもないので諦めていたら、東京に暮らす兄が所持していました。

英語力、元気、精気、鍛えないとね❗

胃腸、肝腎要。

今日は衆議院選挙公示日。

東京が発展しても日本全体が発展するわけがありません。

一部地域が突出すれば、周りは地盤沈下です。

社会の基本問題は、住居費、食費を削っても、利便性のよい生活移動が便利な地域という「乗り物」で暮らすのかどうか?

・・ベントレーの走り、乗り心地、燃費は、どうでしょうか?

そのストレスの比重で人間関係も生活満足度も変わるのでしょう。

でも、どっちみち、夢見るような道、十字路がないと走れません。


今月末、また百島に行く予定を立てています。


百島クレジット。

2017年10月10日 | 百伝。

昨晩、家族一同で久しぶりの百島へ。

家族一緒には、2年ぶり。

帰省途中、讃岐うどんを食べようということで瀬戸大橋の与島PA まで。





この与島で、僕のクレジットカードが紛失・不明になっていることに気づきました。

汗・・秋晴れの暑い一日でした。

本土に戻り、尾道へ。



家内の要望で、千光寺にある尾道市立美術館へ。



許可されている写真撮影は、草間彌生さんの「やよいちゃん」のみ。



受付で「入場料金は、百島は、1000円ですよ。ここは(市立美術館)は、800円ですよ」

・・百島アートベースへの対抗意識があるのかな?

パンフ、通しチケットを購入。



800円分の時間・・・・感想は、ノーコメント。

確かに、2階からの眺めは、ヨカッタです。

外に出て、ほんとうに久しぶりの千光寺公園を散策。

千光寺頂上の「恋人の聖地」辺りは、観光客も多かったです。





夕暮れ・・向島の歌から、最終フェリーで、百島に無事到着。



実家に到着すると、キャプテンが偶然、家の前の道を通り過ぎました。

元気そうで何よりでした!

アートの人気というのは、草間彌生さんのような有名な方の作品があれば、人が集まるということ。

つまり、草間彌生さんの作品然り、ゴッホやらピカソの作品が、百島に展示されてあるならばという単純明快な答えです。

・・家内曰く。

「百島は、10年前も、20年前も、30年経っても、不便な場所であることが全く改善されていないね。これは凄くいいことかもしれないね」

そういう考えも・・百島の真面目すぎる特長、名声、評価となるのかなぁ?

そんなクレジットのことを心配しながらも、よく寝た百島での一夜でした。