ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

一人、ひとくくり。

2017年10月29日 | 千伝。
近頃、大リーグのダルビッシュ投手が、試合中に相手チームの選手から人種差別にあったとのニュース。

両目の端を両手で吊り上げる仕草です。

海外で生活すれば、一度や二度、このような嫌な体験を味わうかもしれませんね。

スペインのラ・マンチャの男ドンキホーテの舞台となった風車のある田舎のコンスエグラ?

あそこで、数人の子供達が両目の端を吊り上げて、スペイン語で「シーナ、シーナ」と呼ばれ続けて、悪気は無いのでしょうが、ずっとあとについて来る出来事が忘れられません。

ノンシーナ、ハポネ、ハポネだ。と言ってもスペインの田舎の貧しい子供達にとっては、遠い東洋の国の人間は同じように映ったのでしょう。

中国も韓国も台湾も、もっと経済的にも豊かになれと考えていた時代でした。

実際、当時の英語での手話は、日本人も中国人もひとくくりで、両目を吊り上げる仕草で東洋人を意味していました。

今は、どうなんだろ?

スペイン・バルセロナを州都とするカタルーニャ州の独立問題。

バルセロナが州都から、一国の首都に変わるのがよいのか分からないスペイン事情です。

スペインではない、ポルトガルは、大好きな国です。

ひとくくりに出来ない世界事情です。