ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

うつぶせの声。

2017年11月17日 | 千伝。
夕方、散策。



さて、自分の背中の痛みが気になるこの頃です。

それに関連して、とても気になるのが、自分の寝姿(体位)です。

食後の休息は、心臓に負担をかけないように右側臥位となります。

睡眠時も同じく、心臓を上にした状態である右側臥位にしています。

それが、正しい食後の寝姿だと信じていました。

ところが、最近やたらに、真逆の左側臥位が、胃袋の形を考えると健康の常識だという情報が入ってきます。

先日、ラジオを聴いていると、あるパソーナリティの方が、同じような疑問をネタにしていたので笑ってしまいました。

20年程昔、息子が生まれた頃、赤ん坊には「うつぶせ寝」が良いということで、どこの産婦人科でも大流行でした。

うつ伏せ状態で苦しそうな赤ん坊の我が子を観ながら・・これで肺、背筋も鍛えられているんだと確信していました。

しかし、うつぶせ寝の赤ん坊の窒息死事件が相次いで起こり、その「うつぶせ寝」の流行も、そこで終焉となりました。

話は戻りますが、右側臥位か、左側臥位か?

毎晩・・迷いながら、右を向き、左を向き、我が身をベッドの上で転がしています。

然れど、百歳過ぎても活躍された医師の日野原先生は、うつぶせの状態で、よく休息、寝ていたとか?

そこで、うつぶせ寝に変更。

今夜は、NHKドラマ「この声をきみに」の最終回。

・・言葉の力、声の響き、数学のような朗読。

そして、うつぶせ寝状態で耳に入った悲しいニュース。

「それいけ!アンパンマン」のドキンちゃんの声やナレーションをしていた鶴ひろみさん(57歳)が、東京の首都高速上の車内で意識不明の状態で発見され、その後亡くなったとのこと。

原因は、大動脈解離(大動脈剥離と同義)だったとのこと。

あの大動脈解離の痛みに耐えながら、首都高でハザードランプを点灯して停車したとは、立派な行為だと思います。

鶴ひろみさんのご冥福を深くお祈り申し上げます。

今日の夕陽。



合掌。

結局、今夜も仰向けの仰臥位になったまま、スマホの画面を観ています。