ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

怪傑ゾロ目

2018年02月13日 | 空木宝剣
瑞牆の 岩を数える 春の風

天風録によると、新聞には紙齢があって、中国新聞は、2018年2月20日に、第44444号を数えるという。
その前の、第33333号と第22222号は昭和で、第11111号は大正時代。
創刊は、明治24年(1892年)5月5日に遡る。
126年の歴史の中で、原子爆弾による広島の壊滅。
114人もの従業員の犠牲、社屋の喪失で、紙齢が途絶えようとした事が、一番の危機だったという。
記憶が正しければ、昭和30年代、校医であった赤松先生の叙勲表彰の診察風景で、お腹に聴診器をあてられた小生の写真を掲載したのが中国新聞だったと思う。
あの日の紙齢は、第何号だったのだろう。
第44444号まで、あと一週間。
新聞紙だけに、44444のぞろ目は、幸せの数字だという。
新聞は、紙合わせを紡ぐ紙の声を届けたい。
早速、今朝の第44437号、高木が銀、高梨 銅が届く。

オリンポスの果実

2018年02月13日 | 空木宝剣
戌年に 乾坤一擲 冬五輪

子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥の干支巡り。
戌亥を乾と言い、未申を坤と呼び、天の利、地の理に従って、命運をかける乾坤一擲。
白虎 朱雀 青龍 玄武。西 南 東 北の守り。
オリンピック選手になるには、好むと好まざるに関わらず、拷問にも耐えうる精神力と、「今日の自分は、昨日の自分に勝つ」ための鍛錬と、それなりの環境と素養がなければ実にならない。
その上に、花を咲かせるのがメダリスト。
全てのスポーツは、無駄を削ぎ、最短距離を選び、速さを競い、美しい舞いに到達する。
午後8時からの平昌五輪開会式は、まさに光の祭典だった。
高梨、葛西がんばれ、小平、高木がんばれ、羽生、宇野がんばれ、
皆さんがんばれ。
再来年2020年子年は、東京五輪。
前畑がんばれ?