兜脱ぎ 秩父に芽吹く 白梅香
昨日 兜太さん逝く 九十八才
「元日や 餅で押し出す 去年糞」が金子兜太さんの父、俳号 伊昔紅の句だったとは。
米が異なれば、糞となる。
口伝の時代より、俳句とは、一度聞くと忘れない程の、インパクトが必須だったかも知れない。
医者の家に生まれ、医学部ではなく、東大経済学部に行き、戦争で南方に、戦後は日銀バンカーとして定年まで。
大正・昭和・平成と生きぬいて、あと一年と少しで、次の時代に足がかかったものを・・・人生ヒッチ俳句。
紆余曲折があっても無くても、そこに言葉がある。
武甲山(1304)・甲武信岳(2475)・両神山(1723)と、秩父の里は、懐かしい。
昨日 兜太さん逝く 九十八才
「元日や 餅で押し出す 去年糞」が金子兜太さんの父、俳号 伊昔紅の句だったとは。
米が異なれば、糞となる。
口伝の時代より、俳句とは、一度聞くと忘れない程の、インパクトが必須だったかも知れない。
医者の家に生まれ、医学部ではなく、東大経済学部に行き、戦争で南方に、戦後は日銀バンカーとして定年まで。
大正・昭和・平成と生きぬいて、あと一年と少しで、次の時代に足がかかったものを・・・人生ヒッチ俳句。
紆余曲折があっても無くても、そこに言葉がある。
武甲山(1304)・甲武信岳(2475)・両神山(1723)と、秩父の里は、懐かしい。