ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

オンライン・レッスン。

2020年07月10日 | 百伝。
今日は、7月10日。

60歳過ぎた僕にとって、今でも忘れられない日。

人生も、運命も変わった、特に思入れの強い日。

学生時代、母校の夏季休業の始まりは7月10日、それから2か月間の夏休み。

夏休みの間、課題とか宿題めいたものがあったのかどうか、よく思い出せませんが、教えていただいた教授の多くが、お年を召した先生方だったのを思い出します。

母校の亜大の教授には、天下りというのか、有名国立大学の定年後、私大へ再就職して70歳過ぎても教壇に立っていた元気な先生も居られたと思います。

ぼくの記憶では、40年昔、一般企業では55歳定年だったと思うけど、当時、東京大学の教授の定年が60歳、京都大学の教授は63歳、多くの私大では65歳、早稲田大学なんて昔から70歳定年だったのではないのかな?

その後、私大へ再就職するというパターンだったと考えます。

今は逆に、若い方々の教授が目立つようになりました。

新型コロナ禍の時代、学生さんも、先生方も、休みが有るようで無いようなオンライン授業、講義生活。

子供の頃、百島小学校の授業で、オーストラリアという国は広くて、大草原の一軒家の牧場の子供たちは、無線通信を使って勉強をしているんだと、教えてもらったことがありました。

いいなぁ! 羨ましいなぁ・・・と感じたのを子供心にはっきりと憶えています。

教育は、知識を伝えること、人を育てること、生きる意味を探すこと?

先日、スマホを落として感じたこと。

今や知識は、ほとんどスマホを通して知ることができます。

20年間分の電話・メールアドレスを失くして感じたこと、大事な人物のアドレスだけをバックアップしておくべきです。

パソコンのデーターを、新しいスマホへの移動するのにも、パスワードがネックとなりました。

幸せ、生きる意味のパスワードは、自分で見つけるべきものです。

昨日も今日も、東京での新型コロナ感染者が、200人超え。

東京へは、足が遠のきます。

家内は、家内でオンライン講義という職場生活。

リモート・コントロールというのは遠隔操作ですが、リモート・プレイスと言うと、へき地・離島という意味となります。

20歳の頃、夏休み・・・結婚してもいいと思った彼女から、「東京では暮らしたいけど、百島では暮らせない」と言われたことがありました。

終わった・・・と思いました。

東京への憧憬は、恋する人という日常があまりなくて、 すべて東京から流れるテレビのなかの日常世界を覗き込み憧れるのです。

ほんとうに愛する人ならば、どこでも住めるのです。

ヒマラヤでも、北極でも、南極でも、福井でも追いかけてゆく気持ちになります。

今や、香港も、上海も、東京も、ニューヨークも、世界の大都市の未来を憂慮する時代になりました。

パスワードが、新しい世界の扉を開けるのは事実です。

さて、今日から新しいスマホになりましたが、他のSNSのパスワードなんて全く忘れていました。

新しいパスワード、人生の意味を探すのに遅すぎることはないでしょう。

オンライン・レッスンが、俯瞰的な視点で新しい生きる楽しさを見出さないとね!

昨日、2年ぶりのお店で「おろしそば」を食してみました。



辛い大根は、おろし蕎麦の味覚には必須ですが、なかなか無いようです。

味覚が、生きるための仕事と趣味道楽に分けるのかな?

若い世代の皆さんには、世界の流れを見て、生き方を選んで欲しいものです。

世界は、オンライン・レッスンに変わりつつあります。

しかし、誰もが老いてゆくことは、変わりません。