天の川 日本丸の 喫水せん
(日本丸)
新型コロナの第2波が警戒される中、日本列島連日の豪雨。
泣きっ面に蜂とは、この事か❔
雨にも負けず 風にも負けず
雪にも 夏の暑さにも負けず
丈夫な体を持ち
欲はなく 決していからず
いつも 静かに笑っている
1日に玄米4合と 味噌と少しの野菜を食べ
あらゆる事を 自分を勘定に入れず
よく見聞きし分かり
そして忘れず 野原の松の林の
小さな茅葺きの小屋にいて
東に病気の子供あれば 行って 看病してやり
西に疲れた母あれば 行って その稲の束を負い
南に死にそうな人あれば 行って 怖がらなくてもいいと言い
北に喧嘩や訴訟があれば 詰まらないから やめろと言い
日照りの時は 涙を流し
寒さの夏は おろおろ歩き
みんなに 木偶の坊と呼ばれ
褒められもせず 苦にもされず
そういう者に 私はなりたい
弱冠37歳の生涯なれど、この卓越した心の佇まい。
人生100年時代と言えども、損得勘定で奔走させられる時間を差っ引けば、その密度は薄いものかも知れない。
賢治のふるさと岩手県は、今のところ、一人もコロナの感染者を出してないそうな。
明治29年から昭和8年まで生きた賢治スピリットが、今も根ずいているに違いない。
旧暦の七夕の頃には、コロナも洪水も、銀河鉄道に乗って宇宙に還ってもらい、水に流したいものです。
(海王丸)
(日本丸)
新型コロナの第2波が警戒される中、日本列島連日の豪雨。
泣きっ面に蜂とは、この事か❔
雨にも負けず 風にも負けず
雪にも 夏の暑さにも負けず
丈夫な体を持ち
欲はなく 決していからず
いつも 静かに笑っている
1日に玄米4合と 味噌と少しの野菜を食べ
あらゆる事を 自分を勘定に入れず
よく見聞きし分かり
そして忘れず 野原の松の林の
小さな茅葺きの小屋にいて
東に病気の子供あれば 行って 看病してやり
西に疲れた母あれば 行って その稲の束を負い
南に死にそうな人あれば 行って 怖がらなくてもいいと言い
北に喧嘩や訴訟があれば 詰まらないから やめろと言い
日照りの時は 涙を流し
寒さの夏は おろおろ歩き
みんなに 木偶の坊と呼ばれ
褒められもせず 苦にもされず
そういう者に 私はなりたい
弱冠37歳の生涯なれど、この卓越した心の佇まい。
人生100年時代と言えども、損得勘定で奔走させられる時間を差っ引けば、その密度は薄いものかも知れない。
賢治のふるさと岩手県は、今のところ、一人もコロナの感染者を出してないそうな。
明治29年から昭和8年まで生きた賢治スピリットが、今も根ずいているに違いない。
旧暦の七夕の頃には、コロナも洪水も、銀河鉄道に乗って宇宙に還ってもらい、水に流したいものです。
(海王丸)