振り返ってみれば、自宅待機という時間を過ごすのは初めての体験です。
退院後の療養中でもなく、コロナ禍の今、広島県まで出かけて元気なままに自宅待機、いろいろと考えてしまいます。
今朝のテレビのワイドショーを観ていると、とあるコメンテーターがコロナ感染者が増加している宮城県の無策ぶりに比べると、広島県の感染者の少なさに要因する事前対策を誉めていました。
首長、自治体の行動力、能力が問われています。
広島県は、PCR 検査を希望者全員に無料でスムーズに行っているとか・・・これは凄い❗
山梨県の感染対策としてのユニークな取り組みも、素晴らしい❗
福井県もクラスターが発生するような職場勤務者には、県外から戻れば僕のように自宅待機。
こういう自治体の取り組み努力要請、普通ならば、政府は、感染者が少ない成果が上がった自治体にこそ努力賞のような補助金、給付金を支給すべきでは?
自宅待機していると、不完全燃焼となります。
先日まで、自宅待機していた芸能人の恨み節のように聞こえた生活の不安感、先行きの焦燥感、同情出来ます。
では、どこに行きたい、どこへ出かけたい、どう生きたいのかな?
故郷というのは、「親そのものが故郷」だという事が分かりました。
父や母が暮らしていない故郷は、望郷となるんだと。
東京一極集中。
ここ6か月連続で東京の人口が減少流出しているとの事。
若い頃は、東京に憧れたものです。
何故ならば、憧れの多くの人、人、人が、東京に居るからです。
人間は、好きな人間がいる方向に動く本能があります。
だから、若い頃に東京に見向きもしなかった若者は、熱い恋人がそばにいたり、様々な目的別事情が側にあったはずです。
年老いて、住めば都・・・福井に移り住んでから30年以上「福井は好いよ、佳いよ❗」と言い続けていたら、いつのまにか、「幸福度日本一の県」となっていました。
コロナ禍の今、東京の人が考えている以上に、地方側は「東京から来られると困る」という風評被害とも取れる感染不安が広がっています。
コロナ禍の今がチャンスなのでは・・・東京一極集中的発信のメディア、政治は、国益、分散という安全策を考えるべきです。
昨日、自宅でテレビを観ていると、平成の三四郎と呼ばれていた柔道家古賀稔彦さんが亡くなられたというニュース。
強烈な思い出は、30年ほど昔、身長170センチにも満たない古賀さんが、全日本柔道選手権無差別級に出場、巨漢ばかりを相手にして勝ち続けて決勝戦へ。
惜しくも敗れた古賀さんだけど、あの時の巨漢に立ち向かうファイト、スピリット精神に感動すら覚えました。
「たとえ弱くても柔の道を歩める」と教えた53歳の生涯、心より御冥福を御祈りします。合掌。
自宅待機、心は大きく動かさないとね。
それと、DIY やら自宅のメンテナンスが出来るようになりたいものです。