ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

時の記念日。

2021年06月10日 | 空木宝剣

今日は何の日❔

上野の西洋美術館開館(1959年6月10日)の日との事。

ラジオ深夜便。
吉田 正(1921年~1998年6月10日)
今日が命日。

歌謡界の吉田学校オンパレード。

異国の丘 落葉しくれ 赤と黒のブルース 東京午前3時 有楽町で逢いましょう 潮来の伊太郎 誰よりも君を愛す 東京ナイトクラブ等

午前3時から1時間。

まさに、歌は世につれ、世は歌につれの至福の時の記念日だった。


アイスランド。 

2021年06月10日 | 百伝。

霊柩車が走るのを見ても、親指を隠す必要もなくなりました。

そんな同じような迷信、逸話が、英国にもあったかな?と思い出させてくれたのが、今年のG 7サミットが明日から開催されるコーンウォール地方。

前回の英国でのサミットは、ロシアを含めてG 8として、グレート(G8ブリテン)と掛け合わせていました。

ロシアの黒猫と英国の黒猫には、不吉と好運との真逆な迷信逸話があるように、サンライズとサンセットは、どちらが美しいのかと批評するようなもの。

中国の野望を封じて、アメリカの思惑通りに世界が動いたならば、それはそれなりに怖いかな。

タイトルの「アイスランド」。

国名をそのまま店舗名に使用している英国の冷凍食品専門店スーパーの事。

凄く便利、品揃えも豊富で、冷凍食品だから賞味期限も気にせず、アイスランドでよく買い物をしたものです。

毎日の朝食にはベーコン、冷凍のステーキは安価で食べ放題の日常でした。

その後、日本へ帰国した頃には「脳がスポンジ状態となる狂牛病が英国で発症」で大騒ぎ。

20年先か、30年先か分からないけど、狂牛病となる可能性もあるという事で、現在の今尚も日本赤十字社は当時の英国滞在者からの献血を遠慮して欲しいという通達があります。

狂牛病の正式名称は、牛海綿状脳症( bovine spongiform encephalopathy : BSE)。牛は草食動物で通常は肉は食べない。ところが感染した牛の体の一部を含む Meat-and-Bone Meal ( MBM:肉骨粉 ) が、牛のエサとして与えてからは狂牛病はよく見られる。実験では感染した牛の脳をエサに混ぜてやると、そのエサを食べた牛が、狂牛病に患ることが判明。

・・・・不気味な食環境。

大昔、はじめから人間は、豚や牛、猪、鹿、熊などを、口でかぶりついてそのまま食べたわけではありません。

逆に、人間は四つ足の肉食動物に食べられていたのでしょう。

人間は二足歩行となり、手を使い、槍やら石ナイフを発明して動物刺して切り刻み、その肉を食すようになりました。

象や牛の草食動物は、肉食動物よりも大きくて、ベジタリアン、ビーガン、禅宗の僧を草々とイメージします。

その一方、肉食は南無阿弥陀仏の念仏僧をイメージするかな?

生肉と焼肉、薬草と毒草、アルコールと発酵、その違いを進化させたのは、人間。

麦がないと、パンもビールもないと神化させたのは、多分僧職。

朝に南無阿弥陀仏、日に南無妙法蓮華経、夕に南無観世音菩薩。

アイスランドには、人間の手で誂えた海里山の食が備わっています。

買い物難民となる不便な土地こそグリーンランドですが、アイスランドが必要なのかもしれません。

写真の風景は、英国のスコットランド北端のWick ウィックという小さな漁村。

日本で例えるならば、北海道の稚内郊外の飛地のような所。

昔の人は、九州の南には十島ぐらい見えて、九州の西には五島ぐらい見えた。

内海、今の瀬戸内海には、数えたら百島ぐらい見えたのかも。

ずっと最果ての蝦夷の地、今の北海道より先は、千ぐらいの島々があるかもしれないと驚いて、千島列島と名付けたのでしょう。

北欧のバイキングの先人は賢くて、極寒の島を、さも暖かそうな緑のグリーンランドと名付けました。

逆に火山島で、グリーンランドよりも遥かに居住に適した島を、奪われたくなかったのか、知られたくなかったのか、意図的に氷の島、アイスランドと名付けました。

昔、アイスランドの首都レイキャビクで、アメリカのレーガン大統領とソ連のゴルバチョフ書記長の「冷戦の終わりの始まり」と言われた歴史的な会談がありました。

先月、同じくアイスランドのレイキャビクで、アメリカとロシアの外相同士の会談がありました。

今月、G 7サミットの後に行われるスイスでの米露首脳会談を前にした事前協議なのでしょうが、安心安全な世界、社会平和の為の外交を国家よりも国民ファーストの人間として活動して欲しいものです。