ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

千両、万両、南天。

2021年12月17日 | 資本と社会の問題
今日の12月17日の誕生日花は、千両だとか⁉️

生まれて初めて、自分の誕生日花が千両だと知りました。

確か、去年は、フリージアだったのでは?

さらに、一昨日、NHKの深夜便で、12月15日の誕生日花は千両だと言ってたけどね⁉️

誰が決めているのかな?

毎年変わるのかな?

つまり、自分の大好きな花、言葉、歌を、自分の誕生日に付け加えれば善い事に気が付きました🎵

最近、またメディア、世論、政治談義の中で「失われた20年、30年」という言葉が現れてきました。

この過去30年、日本経済の停滞、低賃金、つまり日本の貧困に繋がる意識問題です。

常に、30年以上昔のバブル時代を基準比較しています。

確かに、世界の中で我が世の春を謳歌したような日本経済の躍進、立ち位置でした。

海外に行けば、日本の多くの企業名の看板が至るところに掲げられていました。

でも、美化してはなりません。

当時の忘れてはならない思い出が盛り沢山。

世界経済を支配するかのような勢いの金満国家日本という評価に、当時は「日本の企業はお金持ちだけど、日本人はお金持ちでも豊かさもないよ」と個人的に反論したものです。

欲張り日本、エコノミックアニマル、余裕(ゆとり)も豊かさもない社会、日本人はウサギ小屋、鳩小舎で暮らす、働き中毒、下品な日本人だと世界中から揶揄されたのも事実です。

今の中国の勢いを連想します

豊かさの基準は、持ち合わせた楽しい自由時間でした。

あの頃の豊かさの指針は、収入の金額よりも、働く時間が少なくて、休日が多くて自由時間が多い事が最優先でした。

今も昔も、日本人の中で、一年に一度ぐらい1ヶ月間のバカンス休暇を取得できる割合、ほとんど皆無です。
 
今なお、生活困窮から逃れる方法として、北欧と南欧のそれぞれの政治方針、社会風習、生活習慣から学ぶべき事が多いです。

日本人の良さである上品さが評価されたのは、ここ30年ぐらいの事です。

失われた30年間が、お金の賞味期限だとしたら、日本人の評価価値は上がりました。

楽しい豊かな個性溢れるユニークな日本人市民が増えたのでしょう。

それでも、電車内放火事件のニュースを観た知人の中国人は言います。

「共産党支配の中国社会の方が、日本社会よりも治安が安全だ」

ほんの30年、40年前、金儲けに徹する経済優先の市場主義、とりわけアメリカを罵倒していた共産党国家なのに、様変わりした経済大国中国は、どこに向かうのかな? 

世界経済が破綻しない事を願います。

昭和の時代、戦争体験の世代から教えられた事。

ほとんどの方々が、若い世代に同じ事を言っていました。

「日本は戦争に負けてよかった❗」

昭和から30年以上過ぎた現在、残念ながら、そういう言葉を聞くことも少なくなりました。

想像して見ましょう。

あの大日本帝国が、中国大陸を占領して、太平洋を支配して、アメリカ大陸を覇権していた場合、どうなる事か?

ソ連共産党、ナチスドイツとも衝突、闘争。

共存共栄の世界はほど遠く、核兵器多用の戦争状態、世界経済は崩壊しています。

戦後の昭和の時代、消費税はなかった。

何故か、消費税を導入して平成時代から同時平行して日本経済が凋落して行きました。

この事に関して、自民党は、一言も触れていません。

世襲制の国会議員が多い自民党の先生方々、庶民の暮らしとは無縁なのかもしれません。

日本という国家は?

日本は、いまだに美化された昭和の幻影を求めているのでしょうか?

今、参議院予算委員会質疑の国会中継をテレビ が放映中。

与党野党の細々とした質疑ばかりで、あれでは優秀な若者は、政治家を目指さないでしょう。

世襲制ばかりの政治ドラマなんか、観たくもありません。

どうせならば、千両役者となれ❗

経済、政治、歌舞伎、芸能界も二代目、三代目がゴロゴロ、その一方で貧しい家庭に生まれたら、将来の希望が無いような「親ジャカ」という新語が生まれました。

日本に生まれて「国ジャカ」という言葉が使われない事を希望します。

日本の未来は雰囲気を明るくする人が大事。

明るくする人が、人生のアーチスト、トーチだとか❗

・・・一緒にいると、楽しい人もしくは善人が好いですね。

さて、おやつの時間。

もみじ饅頭に似た福井のお菓子、独楽吟を頂きます。



たいへん美味です。

そうそう、尾道の茹で卵も頂きました。