山開きの七月になりました。
「富士山、登らない馬鹿。二度登る馬鹿」
だから、富士山には人生1回は登った方が楽しいのでしょう。
僕は馬鹿だから、何度も富士山に登りたい。
72歳か、74歳頃には、また登りたい・・・生きていればの話です。
最近は、老後生活という言葉は僅かに聞くものの「老人」という言葉は、死語になりつつあるようです。
代わりに、「前期、後期高齢者」という言葉を、頻繁に耳にします。
アンチ・エイジング、アクティブ・エイジングという言葉も大流行です。
髪を染め、かつらを付け、化粧もして、若々しい服装を身に着けます。
高齢者と思われないように、高齢者に見られないように・・そのための健康増進、長生き作戦です。
老いた高齢者ではなく、若々しい高齢者であることが、人生最後の意地なのかもしれません。
詰まるところ・・老人なのだからでしょう。
それでも、それは、健康寿命という人生最後の始まりに過ぎません。
10代の若者よりも、65歳以上の高齢者による万引き事件が多い社会です。
高齢者を狙う「詐欺事件」も一向に減りません。
QOL クオリティ・オブ・ライフ、生活の質が大事だとか言いますが、ヒヤヒヤ、ギスギスした生活よりも、ゲラゲラ笑って生きる方が大事。
70代の方々が、40代の方々の同じように生活出来れば、文句なしの幸福者です。
よく言われるのは、80代、90代でスポーツ愛好者こそが、人生の勝利者、金メダリストだと言われています。
若々しい高齢者社会なんて・・高齢者と思われるのが嫌だと感じる社会は、心豊かな社会ではありません。
足がよろめく前に、歯が抜け落ちる前に、目が見えなく前に、認知症になる前にです。
動ける時にこそ、長生きしたいならば、支援の無い老々介護・孤立無援家族を避ける為の長生きしてよかった」という努力、目標設定、終活をしないとね。
要介護の自らが動けない状態をイメージ、想像、考えてみてください。
たとえ百歳まで長生きして健康でても、その後の動けなくなる介護生活をイメージしてください。
百歳まで元気で、突然ポックリと逝けば理想でしょうね❗
そんな方は極僅か、人間75歳過ぎてから一気に老いが迫ります。
誰が介護するのか?
家庭内介護が難しい理由で、高齢者施設への入居。
冷暖房完備、三食賄い付きの安心安全生活は、間違いなく認知症が早まります。
お金も諸費用も掛かります
施設へ支払うお金という経済問題と災害時の水と電気は、高齢者生活と同じレベルで考えるべきでは?
老いると、便利な都市生活よりも不便な田舎生活、せめて二拠点生活を選択する方が、元気を長く維持できると確信します。
人間関係が大事だけどね❗
ゲラゲラとアハハな生活を目指しましょう❗
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