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100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

エンヤの世界 Christmas Eve

2007年12月24日 | 千伝。
白い雪

今日は、クリスマス・イブ。
キリストの誕生日の前夜祭。

日本の至る処にクリスマスツリーのまばゆいぐらいの灯り・・
いつの頃から、日本は、恋人達の大事な日となりました。

今宵は、何だか・・言い知れぬ想いに押し潰されそうです。

Enya のCDを聴きながら、仕事をしています。
Enyaのメッセージは、いつも問いかけです。

伝え切れない切なさ、愛し切れない想い、叶え切れない夢・・。
それでも、折れない心を、それでも、負けない心を。
それなのに、泣き崩れてしまう人間世界。
そして、再び立ち上がる夢と希望を忘れないで・・

・・それらの理由を、すべてあなたは知っているというメッセージです。

心が洗われる、白。
秋は赤、冬は白。
土地との縁。
人間との縁。

これを結ぶのが、天地時の利でしょう。

もうすぐ朝、人生の白を彷徨い始めた父に会いに・・
車のトランクに黒の喪服を詰め込んで出かけます。

秘かな恋の残滓・・狂おしい想いに切なさという足枷に繋がれている時には、不思議とあの人の全体像ばかりがイメージとして膨らみ、顔が浮かんできませんでした。

ふと、あの人の顔が、はっきり浮かんできました。
同時に、残滓も消えてゆくのかもしれません。

母が、父の事を、こんな風に言ってました。
「お金の問題の恨み辛みは消えるが、父さんの女性問題は、死んだあとまで腹が立つだろうね」

黒の舟歌の詩を思い出します。
男と女の間には深くて暗い河がある・・♪
エンヤ コラ・・今日も舟を漕ぐ。

ひょっとすると、ブログ再開は、来年になるかもしれません。

どうか、楽しいクリスマス、年末年始をお過ごしくださいますように!

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