中秋の十五夜名月

名月や ゴヤの黒い絵 カタロニア

歴史は繰り返す。
ゴヤ(1746～1828)の描く「ﾌﾟﾘﾝｼﾍﾞ・ﾋﾞｵの丘での銃殺」。
大ナポレオン(1769～1821)が、白馬にまたがり、ピレネー山脈を越えてスペインに侵攻。
そのとき、フランス軍に抵抗し虐殺された絵画。
フランシスコ・ゴヤの次は・・、

フランシスコ・フランコ(1892～1975)総統。
スペイン内乱にで、人民戦線を倒し独裁政権樹立。
祖国のファッシズムを嫌ったピカソ(1881～1973)は、ゲルニカを描く。
北アフリカから、サラセンが侵入する通り道イベリア半島。
独裁者の陰に名画ありのイスパニア。
最近のニュースでは、バルセロナを州都とするカタルーニャ地方が、スペインから独立の動きありとの事。
11世紀からの、アラゴン・カステリア(キリスト教国)とムーア人(イスラム教徒)との対立軸は、繰り返すのか？
「混ぜるな危険」ではなく、混ぜても平和な触媒が急がれる。