テレビで「宇宙戦艦ヤマト」を初めて観たのは、もう50年ほど昔、高校生でした。
当時は、アニメ作品なんて中学生までという風潮。
それでも、高校生ながら妙に感動してしまい、毎週欠かさず、宇宙戦艦ヤマトをTV画面で観ていました。
しかし、一人を除いて、同級生は誰も「宇宙戦艦ヤマト」の事は知らない、話題にもなりませんでした。
何故なら当時、広島県の民放全部どこも「宇宙戦艦ヤマト」を放映していないのです。
僕が観ていたのは、愛媛県の南海放送テレビ、百島の南側に位置する我が家は、愛媛県からのテレビもラジオも受信良好だったのです。
ただ、隣のクラスに一人、福山から通学していた滝川君が、四国からのテレビ放送局で「宇宙戦艦ヤマトを観ている」という事で、しばらく同じ話題で仲良しでした。
「宇宙戦艦ヤマトは好い作品だから、必ず大ヒットする」と言い合っていたのを思い出します。
テーマ音楽、帝国海軍戦艦大和から宇宙戦艦ヤマトに変わる発想、光速よりも速くタイムワープして宇宙空間を移動するヤマト、壮大な宇宙を舞台としたSF作品がテレビ画面を通して、茶の間の若者、子供に届いたのです。
地球を救え❗ 人類滅亡を救え❗
未知のロマン溢れる世界へと誘うようなアニメ作品が「宇宙戦艦ヤマト」の登場でした。
作者の松本零士先生のご冥福を祈ります。
合掌
ところで、先週末に東京、箱根界隈まで参りました。
東名高速上り、神奈川県大和市が、通過中の車からも読めるように高速道を跨ぐ陸橋に次々と横断幕を掲げて張っています。
その横断幕のメッセージが、ユニークでした❗
子供を育てる王国 大和市。
70歳以上を高齢者と呼ばない、大和市。
・・だったかな?
宇宙から届いたようなメッセージでした。
箱根 芦ノ湖にて。