※以下は2019年11月30日に投稿したものを修正加筆し再投稿した内容です。
昨今、安倍自公政権を支える「日本会議」(神道系右翼政治団体)が政界を圧倒しているため、テレビ放送において「神社」を扱った内容の番組がやたらと多くなっている。そして、出演者を通して、「神社参拝の作法」(2礼2拍手1礼)を馬鹿丁寧に視聴者(国民)に指導するようになった。そのためか、どこの神社でも参拝者は誰でも彼でもその作法に忠実に、また、「無知」と評され恥をかかない事を意識したり、知識を有している事を示すかのように、見事に判を押したように参拝している。
ところで、この「神社参拝の作法」は、敗戦までの神聖天皇主権大日本帝国では、国家神道を教育精神(教育勅語)とする学校教育で子どもたちにしつけられていた内容である。それを以下に挙げておこう。
国民学校一年生に教え込まれた国民科のなかの国語教科書『ヨミカタ(一)』には、
「二十五ダン(段)デ、ゴシンゼン(御神前)。
二ド(二度) オジギ(お辞儀)シテ、手ヲ ウッテ(打って)、
モ一ツ(もひとつ) ウッテ、オジギシテ、
ワタクシタチハ ゲンキデス。」
とある。