雪国の成人式考

今日は、祝日で「成人の日」ですね。
今日の新潟市は、雨が強弱を繰り返しまして、晴れ着を着るにはふさわしくありませんでした。
多分、太平洋側は晴れて、相応しい日になったかもしれませんが。

と言いつつ、新潟市の成人式は昨日終わりました、こちらも空模様はイマイチでした。
実は、新潟県で成人の日に成人式を開催しているのは、新潟市だけです。
なにせ、新潟県は雪国ですから、この時期は晴れ着を楽しみにしている女性にとっては時期が悪いです。
なぜ、新潟市が成人の日に拘っているのかはわかりません。
以前は新潟市体育館で成人式を開催していたんですが、成人の日となるとテレビで体育館の様子が放映されていました、だって新潟市しかやらないですからね。
今日のような雨もあるし、雪のときもありました、晴れ着が台無しですから、大変です。
平成の大合併で新潟市は焼け太りしましたので、成人の人口は逆に増えちゃったのですが、そのときに変更しちゃえばよかったにと思います。
ただ、成人式の会場が朱鷺メッセに変わってから事情が変わりました、会場の部屋を借りて髪結いから着付けまでやっちゃう業者が出てきました、今は結構な数らしいです。
こうなると、会場へは身一つで行って、晴れ着に着替えて、終わったらそこで返すパターンになって、以前ほど天候を気にする必要がなくなったみたいです。
私の子供も同じパターンでしたが、晴れ着を着た姿は写真だけになると、そこはいささか寂しい感じはしました。
ちなみに自分自身の成人式を思い出すと、時期は５月の中旬でしたから、気候的には問題ありませんでした。
当時、雪は５月の初めころまで残っていたので、この時期になったのでしょうね、新潟市以外の市町村は季節や集まりやすさをを優先して日程を決めているようです。
日本の天候は画一ではないのに、雪国にとってはなんでこんな足元の悪い時期に成人の日を作ったんだと、いつも思います、私見ですが。

午前中、雨の中を近所のスーパーまで買い出しに行きました、ついでに少し散策をしてきました。
その途中で、とあるパーマ屋さんで成人式の晴れ着が飾ってあるのを見つけて、こんなことを思いました。
これ、毎年のことですが。