今日から9月です、気象庁のくくりでは9月は秋となります。
でも、相変わらずフェーン現象が発生して猛暑が継続しています、朝方は熱帯夜、日中は辛うじて猛暑日を免れましたが、34℃ですから似たようなものです。
とてもじゃないですが、残暑などという表現は全く似合いません、まだまだ夏本番ですね。
昼ごはんを食べるために外出して、その後少し足を伸ばしてみました。
伸ばした先は、五泉市にある早出川ダムです。
こちら、先日のニュースで貯水率がついに0%になったと放映されていました、原因は雨が降らないためです。
ダム上の通路からダム湖を見下ろしたら、今まで見たこともないような景色が広がっていました。
写真のとおり、普段は水面下にある部分が露出していました、土が見える部分がそうです。
また、普段は見ることの出来ない、ダムが貯水を開始した時に茂っていたと思われる立木が写真に写っています。
0%と言っても水があるじゃないかと思われるかも知れませんが、残っている水は土砂扱いらしいです。
ただ、こちらのダムは灌漑用の目的もあるために、土砂扱いの水を灌漑用に細々と放流していました。
下流の河原を見たら、やっぱり細々と水が流れているだけでした。
発電所も併設されているんですが、当然発電は出来ないので、休止したみたいです。
山の上は、結構夕立があるので雨が降りそうなものですが、見るも無惨でした。
ただ、空を見上げれば、雲の気配がなんとなく秋を感じさせていました。
ダムから吹き寄せる風も、結構な暑気を含んではいましたが、外界よりは少しだけマシにも感じました。
余談ですが、平日にも関わらずダムの駐車場には結構見学者の車が止まっていました。
私のようにニュースを見て、怖いもの見たさにやってきたんでしょうね。
紅葉シーズンには、水をたたえたダム湖らしい景色を見たいものです。