昨日は、午後からNHKのFM放送を聞いていました。
お題は「今日は一日川口アーカイブス・レコード三昧2024」でした。
こちら、NHKが放送で使用してきたアナログレコードをジャンルを問わず聞きまくるという番組です。
ちなみに、NHKの川口アーカイブスに所蔵するレコードは何と30万枚を超えるそうです、凄い。
色々なゲストが登場したんですが、その中に歌手の南野陽子さんがいました。
彼女が「聞いたけど見たことがない」と言っていたのですが、何と私と同じでした。
彼女が選択したレコードを聞くコーナーでは、童謡から始まって、映画音楽や番組の主題歌が結構かかっていました。
映画音楽は好きで聞くけど、映画は見たことがないそうです、そこが私と同じだったんですよ。
写真に写っているジャケットは、多分私が一番最初に買った新品のLPレコードです。
ご覧のとおり、映画のサウンドトラック盤のレコードなんですよ。
ラジオなどでサウンドトラックを聞いている内に好きになって買ったと記憶しています、私のレコードの原点かなと思います。
これ、この前同窓会出席のために故郷へ帰省した時に、部屋に残っていたやつを持って来ました。
保存状態は問題なくて、多分半世紀近く前の音を聞くことができましたよ、当然プチ音は入りますがね。(苦笑い)
余談ですが、南野陽子さんがとあるレコードをリクエストしたら、何と30万枚も所蔵する川口アーカイブスになかったそうです。
番組の中で、もし情報があれば教えて下さいと言っていました、こんなこともあるんですね。
視聴者が参加するコーナーも有りまして、アナウンサーの曲紹介とともにレコードへ針を落とす作業でした。
二人の方がチャレンジしたんですが、ターンテーブルの操作は初めただという女性は上手にこなしていました。
ところが、かつて操作したことがあるという人がとちってしまったりして、リハーサルまでやったのに、不思議なものですね。
二人の傍らでNHKの技術担当の方がつきっきりで補助していました。
アナウンサーが言っていたんですが、その方は曲紹介に合わせて本当にスムーズにカートリッジの針を落とすそうです。
いわゆる、熟練の技です。
たしかに、視聴者の場合は音が出るまでに若干間が空くんですが、その方が操作すると本当にスムーズに聞こえましたよ。
今回、パソコンで「らじるらじる」で聞いて、それをBluetooth経由でコンポへ飛ばす方法で聞きました。
本当は、アナログチューナーを音源にすればもっと良い音に聞こえるのでしょうが、それでも十分にアナログの雰囲気を楽しむことができました。
しかし、レコードの音は突き刺さらないので、長時間聞いていても疲れません。
NHKですから、民間と共同開発した伝説のMCカートリッジを使っていたのだと思います。
わたしのカートリッジはちょっと元気がありすぎなのですが、放送局のは本当に自然に聞こえましたよ。
ただし、レコードなので保存状態によってはプチ音がリアルに入ります、放送でそれを聞くのはそれはそれで新鮮でした。
全部は聴けなかったんですが、楽しめました。
聴けなかったパートは、聞き逃しでと思っています。