「ひえー、これが原因か」
午前10時ころ、雨雲レーダーの予報通り、激しい雨が降ってきました。
午後からは、これまた天気予報通り青空が広がって、秋晴れになりました。
それで、午後から思い切ってアンテナの張替え作業を実施しました。
一番上の写真は、古いオートアンテナチューナー(AH-4)の筐体を開けて撮影した写真です。
開けた途端、何故AH-4が動作しなかったのか原因が分かりました。
筐体下部にサビが広がっています、特にアース側の端子部分が赤茶けていました、一部のサビがメイン基板へ飛び火したため故障したようです。
最初、コントロールケーブルの貫通口から水が入ったのかなと思ったのですが、アース部分をよく見るとアース線側の貫通部分から水が入ったようです。
内部のアース線は、筐体外部の碍子を貫通して先端につけられた蝶ネジへアース線を接続するようになっています。
確かマニュアルによると、この碍子部分はユーザ側で防水を行う必要なないはずです。
新しいAH-4のアース部分を見ると、古いAH-4では付いていた碍子が省略されて、アース先は外部の蝶ネジへ直接接続されています。
アース線と蝶ネジの接続部分には半透明の物質で防水処理がしっかりと施されています。
これってメーカー側でコストカットと改良を同時にやっているように見えます、ということは古いAH-4のアース部分が錆びたのはメーカー側の責任じゃんといささか怒りを覚えました
ただし、アース端子部分以外は22年間も雨ざらしにしたのに、問題はなさそうでした。
キチンと設置すれば、ほぼ半永久的に使えそうです。
当然、新しいAH-4は、アンテナとアースの接続端子、ケーブルの引き出し部分は、自己融着性テープでぐるぐる巻にしました。
内部のメイン基板ですが、新旧機種では決定的な違いは感じられませんでした、この辺は設計素性の良さを感じます。
後、筐体をポールに設置するための金具ですが、こちらは簡単(逆に言うとコストカット)になっていました。
その後、アンテナの張替えを行って、日が暮れる前に作業を終わりたかったのですが、終わったのは薄暗くなった17:00過ぎでした。
作業で立ったり座ったりを繰り返したので、最後は足が痙攣気味になりました、作業が終わったら疲れ果ててしまいました。
AH-4を交換したら、トランシーバー側からのコントロール動作はOKのようです。
一応、AH-4へ接続されているよという表示が、今まではNGだったのが表示が出ましたので。
ただし、まだ局免許がないので調整用の電波は出せません、最終的な動作確認は後になりますが。
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