マッタリ風景

散歩写真と戯れ言のブログ

捨てるべきか残すべきか

2023年12月13日 | 散歩写真





今、良い音のするラジオはほぼ全滅状態じゃないかと邪推しています。
まあ、メーカー側も需要が減っている訳ですから、開発にお金をかけることはできませんしね、仕方ないです。

写真のブツは、私が40年以上も前に購入したAM/FMチューナーです。
これだけで音は聞けません、ステレオアンプに接続することが前提です。
当時、レコードプレイヤー、プリメインアンプ、それにスピーカーを揃えたんですが、チューナーは後回しでした。
ある日、職場の先輩と電気店を訪れた時、チューナーが欲しくなって衝動買いしちゃったのでした。
(※くだんのチューナーは、確か発売されたばかりの機種だったような。)
それでも、電気店に対して先輩と私で2台買うから、値引いてよと交渉した覚えがあります。
ただ、いくらで買ったかは記憶なしです。(笑)

製造メーカーはVictor、型番はJT-V6です。
Webで検索すると断片的ですが、以下のとおりでした、でもこんなに高かったとは、1万円台で買ったような記憶もあるんですが......
 ・1974年発売、定価¥39,800円
 ・1975ベストバイ・コンポーネント / ステレオサウンド35号(1975年6月発行)
 ・幅412×奥行295×高135mm(突起含まず、実測)
 ・FMミューティング機能、ハイブレンド機能
 ・固定出力端子、可変出力端子、FM DET OUT端子、AMバーアンテナ
 ・FMアンテナ端子(75Ωバラ線タイプ、300Ω)

現在進めている部屋の環境整備の関係で、捨てるべきか残すべきか迷っています。
昨日、CDコンポのAUXへ接続して、久しぶりに音を聞いてみました。
今様のDSPチューナーと違って、音が柔らかくてとても良い音が聞こえました。
しかもチューニングのノブはタッチが軽くてスムーズ、またチューニングメーターがあるのでルックスもグッドです。

ただ、問題が2つほどあります。
一つは、FM部分が動作しているのか不明なことです、ワイヤーアンテナを接続しただけではノイズだけで、何も聞こえて来ませんでした。
まともなアンテナじゃないと駄目なのかもしれません、したがって今は確かめようがありません。
もう一つは、CDコンポのノイズです。
音が良かったので、AMの受信だけで使ってもいいなと思ってセッティングしたんですが、CDコンポの隣に置くと盛大なノイズが聞こえました。
今のCDコンポは音声をデジタル処理しているので、当たり前と言えば当たり前なのですが。
まあ、置き場所の調整で逃げることはできるかもしれません。

現状、オーディオ用のチューナーは種類が少ない上に、恐ろしく高いです。
これだけ綺麗な音を出してくれるので、捨てようか残そうか迷っています。
そう邪魔になるほどの大きさではないので、暫く手元に置いてもいいかなの方に傾いていますが。
しかし、レコードプレイヤーに続いて、40年以上前のチューナーが動作するとはビックリです。















コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 黒い瞳 | トップ | 快眠グッズ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

散歩写真」カテゴリの最新記事